Day: 06/12/2022

恵比寿のミュージックバー

東京の恵比寿界隈は芸能関係やら音楽関係の人が飲みに行くことでも知られていてとにかく、おしゃれな街の雰囲気とその中でもとにかくクオリティの高いミュージックを聴きながら、お酒が飲める大人のバーが散在しています。これらはいわゆるタウン系の雑誌などでもレビューされているので特にこれが良いとかあれが良いとかはないのですが、やはり恵比寿界隈というのは街の雰囲気が少し他と違うなというのはあります。なんとうか、少し奥ゆかしい大人の街という雰囲気なんです。なので、女性の前で格好つけたい男性諸君にとってはここら辺のバーの一つや二つを開拓しておいて、いざというデートのときのためにさらりとこの界隈の店を案内できるとしたら、それはさぞかし得点が上がるのでないかと予想されます。笑 ただ、どのバーが良いのかというのはここでも紹介はできません。やはり何でもそうかと思うのでのですが、個々の個性もあるので一様にどの人にもこれが良いというのはあまり無いかなと思います。あとその時のタイミングとかによってもバーとかの雰囲気は大分違ったりするものかと思います。これは本当に運の要素も大きいです。異常に盛り上がっていたかと思えば、波が引いたように静まりかえることもある。どのタイミングでどういうお客さんがいるときにその店に出くわすかは、これは本当に分からないわけで良い思いをしても、そうでなくでも、これは一期一会だと見切るしかないかなと思います。一応、そういう断りをした上で、恵比寿のミュージックバーのいくつかを語りたいと思います。 簡単に言うと、有名どころだと、東口のTRACKかMARTHAか、みたいなことを聞いていました。そこで、今回はとりあえず渋谷寄りのTRACKのほうを訪れてみました。恵比寿から歩いて結構すぐで、東口からだとほんの数分だと思います。路面店ではありますが、繁華街ではないのでどちらかというと隠れ家的な雰囲気。たぶん、普通に歩いていると見過ごしてしまうかもしれません。通りに「BAR」という灯りがともっている程度です。とにかく、東京ではこういう感じのバーが大当たりなことが多いんですよね。 確か雑誌でも紹介をされていたので、ある程度店内の感じとかは分かっていたのですが、やはり本物は違いますね。店内は割と広い空間になっていていバーカウンターと後ろにはテーブル席がいくつかあります。レコードとお酒のボトルがずらりとあって、中央のカウンター内のテーブルにはきれいに並べられたグラスが置いてありました。カウンターの中は男性が三名いるのですが、皆さん音楽関係という感じです。音楽のほうはあまり深くは良くわかりませんが、音響というか普通のプレーヤーでないなということぐらいはわかります。凄く良い音色です。お酒のほうも結構しっかりしていて、ウイスキーからラムとかジン、テキーラにコニャックと一通りそろえている感じで、特に文句のつけようもありません。自分はとりあえずカウンターに座って、軽くアメリカンのライウイスキーと、コニャックをチョイスして、音楽を聴きながら恵比寿の夜を楽しんでみました。ただ、なんとなくこちらのバーは結構有名店なのか、少し敷居が高い感じはしました。写真とかも少し取りずらかったので文章だけです。というわけで、今回少しおすすめしたいのは西口のこらちの店です。 恵比寿西口を少し歩いたところにある雑居ビルの3階。中は開放的な雰囲気で、開店間もない時間帯であったこともあり、店内はまだ明るいくらいでした。でも雰囲気はこの通りバッチリでしっかりとしたミュージックバーという感じ。店内はさきほどのトラックさんと比べればかなり小さめですが、それでもとにかく広々と感じる余裕があり、席数は少な目ですがゆっくりと落ち着いて音楽とお酒を楽しむことができます。 この隣には昭和の黒電話がありました。(現役だそうです) オーナーさんはアメリカ東海岸に留学とかもされたことがあるようで、落ち着いてはいますがフレンドリーでした。恵比寿のこういったバーは結構敷居が高いんで緊張しますよねー、的なことを思わず口走ってしまいましたが、まだお店の中には自分ひとりだったこともあってマイペースを取り戻して落ち着いた感じで楽しめました。ドリンクはスコッチウイスキーとラムが中心のようでした。スコッチは普段から飲むので、ここは敢えてラムを頼んでみました。特にスコッチのボトラーでも知られるイタリアのサマローリ(SAMAROLI)のラムが気になってしまいました。ラムはあまり飲まないんですが、サマローリがラムもプロデュースしていたとは知りませんでした。実のところサマローリのスコッチ自体も一度か二度くらいしか飲んだことがないんですけど、特徴的なラベルはラムも同じなんですね。パッと見なんのお酒なんだか分からないくらいです。 サマローリとケイデンヘッドのラム酒 もう一つ試したのはこれまたスコッチの名門ボトラーズ、ケイデンヘッドのプロデュースしたカリビアンラム。グリーンラベルというシリーズでカリブ海のいろいろな島の味わいを楽しめるというもの。お店にあったこのボトルは「トリニダード」の18年。スコッチでは珍しくない年数かもしれませんが、ラムで18年というのは相当貴重な感じがします。円熟味のあるトロピカルな味わいに酔いしれます。ラムはそれほど詳しくは無いのですが、さらっと出てきたにしてはちょっとスゴすぎやしませんかね。(汗)まさに音楽と酒にどっぶりつかるにうってつけです。無事に帰ってこれるのでしょうか。笑 スコッチのボトルもこの通りずらりと。 「B-10」(ビーテン)さんのお店の場所ですが、JR山手線であれば西口広場を出て中目黒・代官山方面に向かい、恵比寿南の交差点を斜め左に行く小道を行けばすぐです。ビルの三階にあります。

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