みなんさんこんちは!ディスティラリーマスターの山ちゃんこと、山ボーです。本日はよろしくお願いいたします。
今日はハイボールの話です。ハイボールというのは簡単に言うと、ウイスキーの炭酸割りです。
ウイスキーはアルコールの度数が高くて、お酒があまり得意でない方にはちょっとハードルが高いですが、炭酸で割って飲めば意外と気軽に飲むことができます。
なので、ハイボールはどんな方にもおススメできます。その中でも秀逸な仕上がりなのが、サントリーの角ハイ、特にこの「角ハイボール」缶がおススメです。アルコール度数の違いで普通と濃いめがありますが、基本的には普通のが良いと思います。
ハイボールはウイスキーをソーダで割っただけなんですが、これがまた奥が深いんです。
サントリーさん以外の他のメーカさんも、色々と趣向を変えて例えば本場のスコッチを前面に押し出したりとか、台湾の高級ウイスキーカヴァランなんかも一時期ハイボール缶を出したりもしていました。でも、サントリーの角ハイの牙城を崩せていないように思えます。
ベース素材のウイスキーとソーダのバランスがやっぱりすごく重要なのかなと思います。このバランスが特に絶妙なのがサントリーの角ハイボールというわけです。レモンライムのようなスッキリ感とスパイシーなキレが炭酸と上手にマッチしています。苦みも多少は残るんですけど、なんか大人っぽさの感じがするんですよね。
缶のデザインも絶妙にその個性を表現しています。ちょっと贅沢をしてみた夜のお共には最高の相棒なのです。
仕事帰りに公園のベンチで一人飲んでも、自宅に帰ってソファーに寝転がって映画を見ながら飲んでても、はたまたパーティーでガヤガヤしながらテーブルに並べて飲んでも、どこにいても様になるし、絵になる、なんかちょっと垢抜けた感じがする、それがサントリーの角ハイボール缶の威力です。
★(山ボーは現時点では、サントリー社から一切の金銭需要その他便益を承っていないことを予め断っておきますm(__)m)
ブランディングイメージの確立も最高ですよね。
もうどこでもお馴染みかとは思いますが。さらにはハイボールをどう飲ませるかということもよくご存じでいらっしゃる。つまりどういうフードとペアリングしていくかということです。
このあたりの戦略も完成度か高すぎると思います。角ハイはウイスキーとしての味わいからいうと、正直そこまでのものではないのです。ウイスキーだけを飲むなら山崎だとか白州とか(酒屋さんで見つけるのも大変ですけど、、)。そこまでいかなくてもブレンドの碧(Ao)だとか、単体で飲むならいくらでも美味しいウイスキーを持っています。
ただ、どうしても高い!なので、「角」のような廉価版をリリースしているわけですが、これはそれ単体で飲むよりかは割って飲むことを前提としている気がします。そうしたときに、ウイスキーの味わいを損うことなく自らの味わいをどう主張できるのか?ということなんですが、この角ハイボール缶はある意味、角以上に化けます。味が進化するんです。プレミアム感がつくといっても良いかもしれません。なので強烈に推しているわけであります。ぜひともまだ飲んだこと無い方がいらっしゃれば、試していただければと思います。
さて、いかがでしたでしょうか。角ハイボールの魅力について語ってきましたが、ちょっとは興味を持っていいただけましたでしょうか。ウイスキーに馴染みのない方には、まず初めのとっかかりとしてはとにかくこの角ハイボールから階段を上ってほしいですね。日本酒なら灘の酒のようなキレ、ビールならアサヒのスーパードライといったところでしょうか。圧倒的な存在感と、確かなクオリティ。ブランドと品質が織りなす安心感がもたらすお酒の味わい以上の幸福感に浸ることができるの、か?それは皆さんで判断して頂ければ幸いです。ではでは、今宵はディスィラリーマスターの山ボーが京浜東北線某駅ベンチよりお届けいたしました。