神奈川

久しぶりの逗子にカルフォルニアの風を感じてBeach Muffinさんで絶品ナチョスとクラフトビールYorocco Beerを楽しむ。

久々にやってきた逗子の街。確か去年の夏も茹だるような暑さの中、この海を見たくて来たような記憶がありますが、この逗子は「太陽の季節」がここに始まるだけあって、本当に何かを吹っ飛ばすような透き通った青空と真夏の太陽がよく似合います。実は葉山の美術館に行こうと思って訪れたのですが、京急の逗子葉山駅を降りてバス停に向かうとこのカンカン照りの陽気の中、すでに多くの人が並んでいます。まるで表参道から来たような若い女の子とか日傘をさして待っているんですが、JRの逗子が始発なのでどのバスもすでに人で一杯。とても乗れるような雰囲気でありません。なので何回かその様子を見送ってから、早々に美術館は諦めて海岸見物に来たというわけです。(ただし、脱落者はなぜかうちだけだったようですが。。みなさん、凄すぎます!) 素晴らしいナチョスの盛り付け 海岸を少し見物してから向かったのは、Beach Muffinさん。ビーガンカフェというやつでしょうか。お連れの方がそちら系のお店好きなのでこのような運びになりました。昔少しだけアメリカにいたこともありますが、久しぶりに絶品のナチョスを食べました。調理室を見ると、何やら外国人の方が料理をされています。伝わるかわかりませんが白金にあるニュージランドカフェ・キーウィキッチンのようなアットホーム感のある雰囲気です。給仕をしてくれる女の子も多国籍?なのかお客さんも含めてですがインターナショナルな雰囲気。英語だけでなく中国語とか、何やらいろんな言葉が聞こえてきます。それに皆さんさりげなくおしゃれな人ばかりで、この暑さの中で随分涼しげなファッションに身を包んでおられます。地元の方なのか、どこか他のところから来たのかは判然としませんが、古民家を改装した造りの簡素なカフェではありますが、独特な異国情緒溢れるアトモスフェアが漂います。 鎌倉のヨロッコビールがタップで飲めます! ビールは鎌倉にあるというヨロッコビールがタップで飲めます。お値段もハーフで500円とリーズナブル。フルーティで爽やかなIPA系のビールはピリ辛ナチョスとも相性ピッタリでした! お店のメニューはこんな感じ。クリスピーフライドポテトとかも個人的にツボにハマります。フムス&ピタとか、グラノールボールとか西海岸っぽいです。メインはバーガーとかサンドイッチ系。食後のスイーツやデザート、ドリンクもバラエティに富んで充実していました。 タップビールのほかに、世界各国のクラフトビールもクーラーにありました。ヨロッコビールの缶ビーをお土産に持ち帰りましました。ほかに、コーヒ豆やスイーツも販売していて、どれも美味しそうでした。今度は平日の夕方あたりを狙ってゆっくりと来てみたいですね Beach Muffinさんのインスタページはこちら >>> Beach Muffin 物販などもやってるようです。>>> Beach Muffin アメリカンクラフトビーツに関しては、次の記事なのでも紹介をしていますのでお勧めします。伝統的なヨーロッパ系のビールに対して、アメリカ西海岸IPAとかは柑橘系爽やかさが心地よく暑い夏にはピッタリです! オレゴンビールならクエンチわいんさん、まだまだ日本ではプレゼンスが低いオレゴンビールですが、缶ビールらしからぬ鮮度にビックリすること間違いなし!>>>クエンチワインさん記事 アメリカンクラフトビールをまだあまり聞いたことない、という方にとりあえず最初の一軒目ということでオススメなのは東京駅八重洲地下街にあるこちらのお店です!>>>アンテナアメリカの記事 少し詳しい方向けには東急東横線の都立大学近くの住宅街にひっそり佇む知る人ぞ知るこちらのお店をお勧めします。タップビールなど厳選されたチョイスが特徴です。>>>スロップショップさんの記事  

ヨコスカの街に魅せられて、ドブ板通り~若松マーケットを歩く。

横須賀にまたまたやってきました。今回は特段に横須賀に用事があったわけでもないのですが、横浜まで来たついでに足を伸ばしてみました。京急線を使えば横浜から370円で来れてしまいます、快特にうまく乗れば30分程度。一度このあたりの感覚を掴んでしまうと、あとは全てが簡単に見えます。初めて行く目的地で苦労して地図を見ながら言った先から帰る時に、行きの半分くらいの時間で帰って来れて「え!こんなに近かったけ」みたいなことがあると思うのですが、今まさにそのような域に達してしまった感があります。本当は野毛くらいで我慢?しようかなと思ったのですが、時間も余ったしせっかく?なので、横須賀に吸い寄せられるように来てしまいました。なんのためにココに来るかというと、もう何度かご紹介をしているのですがドブ板目当てです。ドブ板でなくても、このヨコスカという街の独特な雰囲気が好きです。駅を降りてまず目につく昭和ノスタルジー感、いまだに賑わいのある駅前のデパート建物の中を潜り抜けるようにあるアーケードの三笠ビル商店街や、いまだに活気を感じられる地方百貨店のさいか屋など。そして駅前に広がる小さくてまとまりのない飲み屋街。そんな昭和感満点の街並みに闊歩する基地界隈のガイジン。バス停で待つ上下白の制服の海兵さん、その隣で談笑するおばあちゃん。何か遠い昔に忘れたような記憶をたどりながら、ここに来て感じるのは、ただどこからか溢れる生命力(笑)。もちろん、東京の銀座や渋谷を歩いていれば溢れんばかりのモノはあります。ただ、ここで議論しているのはそういうただ漫然とある人の多さや勢いではなく、何かこう沸々と湧いてくるようなパワーとでも言いましょうか。そうした魅力がある気がします。そんなことを思いながら通りを抜けて目的地にやってきました。どうしたワケか今日はかなり空いてました。なので特に何を考える間もなくすぐに店の中に入っていきました。 アサヒビール! 中からは美味しきカレーの匂いがしてきました。さすが海軍の街です。後で調べたのですが「ペリー」というカレーが名物の食堂のようです。自分が行ったのはすでにバータイムでさすがにご飯を食べている人はいませんでしたが、たぶん頼めばカレーは出てきたのかなと思います。昼間の雰囲気は分かりませんが、食堂っていう感じではなく、すっかり夜のお店の感じになっていました。カウンターにはフィリピン人と思しき母ちゃんが取り仕切っていて、快活な日本語で注文を聞かれたのでとりあえず「ビール」をお願いしました。他にも色んな珍しげなお酒とかあったのですが「お酒専門の人」はあとから来るけど自分はワカラナイとのことだったので。(汗)店の奥にダーツゲームがあって、割とこのあたりはビリヤードとかダーツとかゲームがどこでも置いてあります。ミュージックはガンガンかかっているところが多いのですが、カラオケあるとこは少ない気がします。ただ、カラオケなくてもガイジンの人たちが盛り上がって店の中で熱唱してたりするのはちょくちょく目にします。 お店の中の様子、奥にあるダーツでプレーした。 とりあえず一杯飲んで、少しダーツをプレーした後にドブ板通りから少し外れたホテルニューヨコスカの界隈に移動してみました。最近はこのあたりの雑居ビルにもちょっと探検の領域を広げています。タイミングにも寄ると思うのですがガイジンの集まる呑み屋と日本人の固まる呑み屋はわりときれいに分かる傾向です。ただここの面白いのはいわゆる観光客のガイジンで無いところです。何度か紹介している新宿のゴールデン街などは、今や海外から来る観光客にすっかり人気になってしまいましたが、正直自分はWhere do you from?から始まる会話には何かすっかりもう興味が無いというか面白味を感じなくなってしまいました(笑)。最初は新鮮で面白いんですけど、まあsushiが好きとかanimeが好きとか、果ては日本が好きとか、そういう話はもう何度も聞くてやっぱり飽きるというかm(__)m、とにかく自分は海外から日本に来られる観光客やビジネス客がいかに日本が好きなのかは良く理解したので、そうでないタイプの意見も聞きたいのですよね。え!でも日本に興味がなけりゃ日本に来ないじゃん!って思っている方、もしくは日本に来-へんやん!って思ってる方、居るんですよ、それが、この街には。日本になーんの興味も無くても。まあどういう理由かは詳しくは知りません、たぶん業務命令みたいなモンだと思います。浅草や渋谷で見かける観光客とは違い、これまたいろんな事情があって日本に集まっているガイジンで形成されているのがこのヨコスカにはあります。自分は取材班ではないので毎度そんな野暮ったいことを聞き出したりはしませんが、横須賀基地に勤務することになったオトコと一緒に来日して、その後別れて子供を産んで日々の家計の足しにバーカウンターに立っているシングルマザーや、東北の片田舎で育ってガイジンだということでイジメを受けて高校卒業とともにヨコスカに来た子だとか。まあ、みなさんそれぞれいろんな事情があるのですが、浅草が見たいとか日光に行きたいとか、アキバで買い物したいとか、そういう感じとは一切無縁のガイジンがここに生息しています。別に日本が嫌いなワケでもありません、寿司に興味が無いと言っているワケでありません、時にはアイミョンも歌うでしょう、ただその中心となる関心は自らの日々の生活や興味関心、仲間との遊びや母国への郷愁、そういうものです。なのでおススメのラーメン屋を聞かれることも無ければ、神社と寺がどう違うのかみたいなことを聞かれることも無い、ただボーッとカウンターに座っていたら見向きもされず、そのまま時間が過ぎていくという、そういう余裕があります。全部アメリカっぽくて、周りはどこの国から来た人かも分かりませんが、何や懸命に話混んでいる中にあって、ただその渦の中に在る。この感覚が最近たまりません。なによりホンモノの外国と違って、言葉が通じないという心配とかが必要ありません(だいただカタコトの日本語でも通じます、下手な英語の許容範囲も広いです)、一応日本の領土なので安心感もあります。たぶん外国の方がゴールデン街に来て日本っぽさを少し味わってみるのと同じ感覚だと思います、自分は日本人で外国の飲み屋街にいるような感覚をちょっと味わいに来てる、そんな感じです。 〆は若松マーケットのスナックで。 さて、異国感に溢れる熱気を感じた後は若松マーケットに場所を移して一休みしました。サウナの後の水風呂みたな感覚です。フラッと立ち寄ったお店が、一番歴史のあるスナックだったようで、ママさん二人に接待をしてもらいました。焼酎と突き出しの枝豆(絶品!)、そして2曲歌って3,000円。こんなのは東京では無いですよね。軽くリフレッシュをして帰路につきました。若松マーケットについても、もう少し今後調査をしてきたいと思っています。ヨコスカの魅力をもっと探していきたいと思います。まったくウイスキーの話が出てきませんでしたが、次回以降は少しお酒に関する話題も織り交ぜながら紹介していければと思います。

横須賀のどぶ板通りで外人のバーテンに一杯おごるのが日本男児の仕事

みなさん、おはようございます!スコッチマスターの竹ちゃんこと、竹ボーです。本日もよろしくお願いいたします。 さて、今回やってきたのは海軍の街、横須賀。 京急の快特で品川から1時間くらいでしょうか。本当にあっという間です。 https://photo.cocoyoko.net/より 軍艦なんていうのは、あまり普段の生活に馴染みが無いと思うんですけど、横須賀ではこんな感じで海を見れば軍艦とか潜水艦が普通にプカプカしています。平和に感謝する街です。 そんな横須賀の街ですが、本当に面白いんです。初めて来たらたぶんビックリすると思いますね。日本人と外人がうまい具合にブレンドしているというか。ものすごく昭和の雰囲気がプンプンする日本の感じがある一方で、アメリカをそのまま切り取ってきたかのうように米兵が街を闊歩しているのです。感覚的にはサザエさんの波平さんと、007のジェイムズボンドが同じスクリーンの中にいると想像してください。そんな街です。 横須賀の飲み屋街は、日本人向けスナック街の若松マーケットと、米兵向けバーが集まるどぶ板通りに分かれます。 さて、今回竹ボーが凸をしたのはもちろん、米兵の飲み屋街、どぶ板通りです。実はすでに何度かチャレンジはしたことがありました。ただどうしても緊張感からぎこちなくて、今回はジェイムズボンドをイメージしてスムーズにカウンターに入り、ドリンクをオーダーする流れを確認したかったのです。皆さんの中でも、イメージはちゃんとオーケーですかね。漆黒の抱きシート、エレガントな着こなし、そして目がくらむような美女がカウンターに、そんな感じですよね! https://www.pinterest.jp/pin/533184043385450699/より さて、向かう先のイメージの共有がしっかりとできたところで、バーに入ってみたいと思います。イメージトレーニングの通りにぬ~っと扉をくぐり、恐る恐る一番手前側の席に、這いつくばるようにカウンター席をよじ登るかのように着席、起立、礼m(__)m ここまではとりあえず良かったのです。さて、ここから、まずはアイコンタクトです。この街はバーテンの女の子も外人が多く、何語で話かければ良いのか?というのもあります。でも向こうもそれは心得ていて日本人が来たとなると、とりあえずは「ハ~イ、ハウズッゴーン?」とか言ってくれます。なので、しっかりとそこは「ハイボールください!」と答えましょう!サントリーが無ければ、ニッカでも構わないのです。 memo: どぶ板は料金先払い(キャッシュ・オン・デリバリー)式です!米ドルでも払えるみたいです。 https://www.amazon.co.jp/より   サントリー角ハイ飲みたくなったら、こちらのページにどうぞ   運ばれてきたハイボールをちびちび飲みながら周りをキョロキョロしていると、あまり人がいない、というか自分だけでした。ジェイムズボンド風に、米海軍の作戦行動が始まっていると察知したので、さりげなく聞いてみます。「なんだか店が暇そうだねえ、もしかして、もしかてなのかい?(what are you going to do tonight?)」 さて、そんな話はさておき、とりあえず店のyoutubeで音楽が爆音で流れていたので、あんたも自分の好きなのかけていいわよ!ってことなんで、ホラ来た!とばかりにさっそくキーボードにかじりつきます。ここからは得意な分野なのです。任せてください。横須賀のどぶ板でyoutubeDJを開始です。(繰り返しですが客は誰もいないですが、そこには目を向けないようにします。)この後入店してきたラッパー風の外人にキーボードを取りあげられました(汗)。 モニカ・ベルッチ知ってる? さて、皆さん、いかがでしたでしょうか?横須賀のどぶ板の感じが十分にお伝え出来たかなというところで話の締めにしたいと思います。まず、どぶ板ってやぱっぱり「怖い」「危ない」「危険」というイメージがあるのかなあ、と思うのですが、少なくとも夜の浅い時間帯くらいなら大丈夫な感じでした。日によって客の入り方も違うので、こればかりは何とも言えないところではありますが。 チラホラではありますが、日本人のお客さんも立ち寄ります。簡単な英語ですけど、別に気取って話する必要もないところです。お店の外人の子も国籍はほんとに様々。どこかのお菓子工場のラインでアルバイトしていたとか、基地の米兵追っかけてきたとか、日本語しゃべれないので小遣い稼ぎに働いているとか、さながら人生劇場です。カタコトの英語でも全然OKだし、簡単な日本語であれば全然通じます。とりあえず店の感じを見て開放的な雰囲気のところならまずは大丈夫でしょう。二階とかにあるバーとか、店の門が固く閉じられてるようなのはちょっと勇気がいるかもしれません。そこまでチャレンジする必要はないかなとも思います。こちらも変な勘ぐりされたくないですしね。 それでは、皆さん今宵も美味しく、楽しく、お過ごしください!横須賀から竹ボーのレポートでした。またお会いしましょう! どぶ板のバーの雰囲気

Scroll to top