ビールに革命がおこりました!
正確には、自分の中で、ビールというものの概念がひっくり返るような革命が起こった出来事について話をしたいと思います。
まずは登場して頂きましょう。魔法の缶ビールです。
そう、「缶ビール」なんです。
どこそこの会社のビール工場で絞り立ての生ビールを飲んだら感動したとか
そういう類の話ではないことにまずは注意をしてください。
たかが、缶ビールに感動してしまったのです。
革命の地、ではなく、このビールに出会ったのは、
さて、こちらの店で扱っているのはあまり日本では馴染みのないオレゴン州のワインなのですが、クラフトビールについてもいくつか扱いがあります。ほとんど缶ビール(の認識)なのですが、(金額的には高めだったのですが)ポップなラベルデザインが気になってどんなものだろうと一度飲んでしまったのがきっかけでした。そしたら、革命がおこったというワケです。
しかも複数の革命が一度に起こったのだから驚きです。三つあるので順に紹介します。
一つ目は純粋にそのクオリティ。
二つ目はアメリカのクラフトビールのイメージ。確かに、ありました。昨今のクラフトウイスキーの勃興も、アメリカ東海岸のクラフトビールが源流と言われています。ただ話には聞いていたものの、アメリカのビールというとどうしてもバドワイザーのイメージしかなくて。また、味わいといってもたまに酒屋さんとかで見かける奇抜なデザインと、破天荒な味わいというか。何度か飲んだこともあったのですが、そういうイメージしか正直ありませんでした。偏見なのかもしれませんが、味わいの「繊細さ」のようなものとは無縁なイメージがあったのです。ところが、どうでしょう。とにかく「繊細」そのもの!すごく軽やか。重たくはありません。すっきりしているのですが、薄っぺらなわけでもありません。喉越しも良いのですが、これも水っぽいワケではなく、しっかりとしたフレーバーが口の中に残ります。
三つ目はオレゴンですよね。これがキーワードです。
さて、これらの感動が一度にドッと来たのだからたまりません。