Yes, this is a Irish WhisKy!!
TERROIR
TRANSPARENCY
TRACEABILITY
マーク・レイニア氏が頑なに追及するウイスキーのテロワール。その神髄は発酵でもなく、蒸留でもなく、樽でもない、「大地の恵み」。土地の属性や大麦の品種など様々な特徴を持つ原料を100以上もの契約農家から仕入れ、各々バッヂを分けて生産。「違いが分かるの?」という人にこそ飲んでほしいアイルランド発のスコッチウイスキー。
"本当に素晴らしいウイスキーの源は穀物にある。"
“This terroir he is talking about is almost biblical quest to prove that the secret to truly incredible whisky starts as the grain, not in the stills or in the cask. His theory is that different fields of barley will create an entirely distinct new-make spirit It’s not a widely held view, but he is zealous to prove it.”
レイニア氏は2000年にアイラ島で当時閉鎖されていたブルックラディ蒸留所を買い取り、その復活に成功。2012年に仏レミーコアントローに売却すると、同年にアイルランドでギネスが放棄したウォーターフォードのビール工場を買収。最新鋭の設備に蒸留器を加えて、アイルランドでスコッチウイスキー(WHISKY)の生産に乗り出す。最高のウイスキーを作る上でこだわったのは「アイルランド産の大麦」。これは、ブルックラディの最高責任者であったダンカン・マクギリブレイが、彼が見た最高の大麦がアイルランド産であるとかつて語ったことにある。
ウォーターフォードのウイスキーの要である大麦の生産。その生産管理の頼もしいエキスパートがオライリー女史。彼女の役目は蒸留所が契約している選ばれし契約農家=「エリート農家」(プライド!)との連携。畑に出向き生育状況を逐次観察しながらその品質をウォッチし、各農家と生産計画を交渉するのだ。最終的なプロダクト(ウイスキー)を渡すと、皆お互いにとても闘志を燃やすのだそう。
ウォーターフォードのティスティングなら、目黒通りのバー・カーディフさんがおススメ。信濃屋さんでゲットしたボトルが置いてありました。(2020年12月の情報)
↓この農場で作られた大麦が、、
1.1 BANNOW ISLAND(バナウアイランド)
.2 BALLYKILCAVAN(バリーキルカヴァン)
↓こちらのボトルになります!
バナウアイランドはアイルランド南西、ウェックスフォード近郊の農園。「アイランド」というのは、太古の昔は島だっだ場所が、陸続きになった名残だそう。バリーキルカヴァンは中部リーシュの農園。熟成樽は若干違うが、基本的な方針としては、50%がファーストフィルのバーボン、20%がアメリカンオークの新樽、15%が赤ワイン、残り15%がシェリー系とのこと。ギネスの最新工場の設備に、最良の大麦、そしてこだわりの樽。求めるものは、最高のシングルモルトだ!