Day: 08/19/2022

小豆島に行こう&DONIS BAR

ところで、みなさん「島旅」してますか?最近、船で行く島旅にはまっています。本州側の四国地方と四国に挟まれた瀬戸内(せとうち)の海には小さな島が多く点在しています。今では瀬戸大橋やしまなみ海道などの連絡橋ができたので交通も便利になりましたが、橋が通っていない島も多いため「渡船」もまだまだ現役で活躍しています。今回訪れた「小豆島」(しょうどしま)は瀬戸内の島でも淡路島に次いで大きな島です。醤油(デパ地下とかで見かける有機醤油の類)の生産は古くから有名。他にオリーブなど。「二十四の瞳」の舞台とか?ちょっと古いでしょうか。関東圏ではあまり馴染みないかもですが、関西方面では観光地として多くの人に知られていると思います。島の中を走る車も神戸ナンバーのBMWとか、奈良ナンバーのポルシェとか見かけました。島の中は小さな道が多くて軽が多いので、大きめの外車が走っていると目立ちますね。小豆島も本州や四国とは橋でつながっていないので、フェリーなどの船を利用してとなります。島の港もひとつではなく、航路も多様です。パッと挙げてみると、神戸、姫路、日生、岡山、そして高松などです。主要航路は高松から島の西部の土庄(とのしょう)を結ぶルートで、高速船も出ていてかなり頻繁に船が出入りします。高速船であれば30分、フェリーでも1時間なので、島から高松に通勤通学をしている人もいるとのこと。うちらは神戸からフェリーを使い島の東の坂手港から上陸しました。坂手から土庄まではバスが走っており1時間程度。アニメの聖地としても脚光を浴びているようで若者が結構多かった印象です。 ドニズバーに入る入口 そんな小豆島にバーはあるのか?というこでいつものgoogle mapで探したのがこちらのドニズバーさんです。「bar」と名の付くのはこちらだけだったように思います。小豆島は高級ホテルなどが島に点在しますが、いわゆる繁華街的なものは無い印象。なのですが、土庄の付近の中心部は「迷路のまち」と言われるほどの細い路地が入り組んでいて昔にタイムスリップしたような感じで面白いです。ちなみに、この迷路の由来は南北朝時代にまで遡るそうです。関西に来て史跡を見るとすぐに数百年を軽く飛び越えてくるんで、年代とかある程度頭に入れとかないとついていけないです(汗)。ドニズバーの場所ですが、その迷路地帯から少し離れた通り沿いにありました。1階が酒屋さんになっていて、その下がバーとなります。名前は「バー」ですが、どちらかというと座って飲食を楽しむレストラン的なスタイル。テーブル席がメインで、カウンター席は無かった記憶です。メニューはフードとドリンクがあり、フードは本格的です。パスタやサラダだけでなく、スペインオムレツとか結構いろいろあって、食事と一緒にワインを楽しむには最適かなと思いました。ワインは気に入ったものが棚にあればボトルでの購入もできるようです。ボトルメニューも何ページも書いてあって、価格帯も手頃なものから高価格帯までそろっていました。ウイスキーなどの蒸留酒系はそれほど無かったように思います。お店の黒板にはその日のおススメのグラスワインが書かれてあり、そこから選ぶこともできます。確か8種類くらいあったと思います。一人が飲むには十分かなと。うちらはせっかくなので「小豆島」のラベルがあるものを選びました。とても美味しかったです。小豆島で作られたワイン?と思いきや、さすがにそういうわけではなかったようです。詳しくはドニズバーさんのこちらのページで) 小豆島ワイン、エンジェルロードはメルローとカベルネのふくよかな味わい 店内カウンター付近の様子 最後に近くのスナックで裕次郎を歌って帰りました ドニズバーさんでワインとフードを堪能した後に、ふらふらと迷路のところに帰ってきました。ポツリとスナックらしき店の灯りを見つけて、その名も「より道」!最高のネーミングですね。パッと開けたらちょうど誰もいないカウンター席が見えたので突入してみました。ママさんが一人で立ってらして(この道39年だそうです)。島の昔の様子なども気になっていたので伺ってみました。やはり昔は結構栄えていたようで「スナック街」もあったとのこと。でも残念ながら今はほとんど無くなってしまったようです。調べてみると分かるのですが、この島は結構高級なホテルが各所に点在しています。たぶん、ホテルがすべて用意してくれるものだから出歩く必要が無いのかと思いますが、街の繁華街がこうして廃れてしまうのは寂しいですね。でもママはとても元気で、この間は外国人のグループが通訳を連れて来店して忙しかったわよ、とか快活に語ってくれました。確かに。旅好きの外国人で、しかも小豆島に来るような方たちなら絶対にツボにはまる気がします。インバウンドはまだまだ小康状態ですが、島の雰囲気は南北朝とまでは言いませんが!昔ながらの雰囲気や風情が随所に色濃く残っていて最高でした。マイクを渡されたので裕次郎の「北の旅人」を熱唱して、ご満悦で帰路につきましたとさm(__)m

Scroll to top