沼袋にアメリカンミリタリーチックのバー、BAR894BASE TOKYOを発見する。
西武池袋線沿線というのはあまり普段は途中下車することは無かったのですが、先日少し用事があって中野駅を散策していたときに新井薬師から沼袋界隈を散歩してみました。毎度のことですが早い時間帯でまだお店もそこまであいていませんでしたが、沼袋駅の北口あたりを歩いているとゴールデン街ちっくなネオンのお店を発見。アメリカンクラシックな感じの外装だったののですが、ちょっと興味本位で突入してみました。 見かけによらず店内はかなり奥行がありました。長いカウンター席で20人くらいは入れそうです。中のインテリアも非常にこだわりがあって、アメリカンミリタリーチックというか、横須賀とか米軍基地界隈の飲み屋街にありそうな雰囲気。端から端まできっちりと手入れが行き届いていて趣味の好みは分かれると思いますが、個人的にはドンピシャでした。個人で経営されているバーで趣味関係のお店だと、グッズとかがあまりに多すぎで却って乱雑な印象のところもあるのですがとにかくこちらは「整理整頓」されています。オーナーの方は不在でしたが、なんとなくこうしたお店の中の様子だけを見ても店主と人と為りが伝わってくるものがあります。聞いたところオーナーの方は元アメフト選手とのことで、ちょうど今自分がパーソナルで通っているところの代表もアメフトだったと聞いていたいのでアメフト談義で早速盛り上がりました。とはいっても自分は2015年のラグビーワールドカップ、特に歴史に残る一戦となった日本―南アフリカ戦からのラグビーにわかファンなのですが、アメフトについてはさっぱり知識がありません。なぜか親父がアメフト観戦好きで(いまだになぜか全く分からないのですが。。)たまに横から見ていたりましたが、とにかくルールが分からない。そんな話?、をちょっとした後、アレ?それ言えばどこかで会いませんでした?的な話になって。実は昨年の今頃に別のスナックバーで今回と同様にカウンターを挟んで対面した方でした。 そこのお店は新宿にあるのですが、デンモクの得点がとても厳しくて、今度はカラオケ談義に。あれこれ話をした後に、こちらのお店でも歌えるのですか?とお聞きしたら出てきたのがこちらのポータブルマイク。こんなのあるのですね!これがあればどこでも即席でカラオケパーティができます!(この後帰り際にアマゾンで早速購入手続きをしたのは言うまでもありませんw)本格的なオーディオセットも用意されていてお店でライブも開催したりするほどのようなのですが、マイクのケーブルがカウンターまで届かないためモニターを見ることができないためこちらのポータブルマイクを用意しているようです。歌詞を記憶しているならライブのマイクで熱唱もできと思うのですが、そこまで歌いこんでいる曲もないのでこちらのポータブルマイクを使わせてもらいました。 さて、話ばかりですが、お酒の方はというとアメリカのビールをボトルでいくつか用意していました。最近アメリカンビールは結構飲む機会があったので変わり種で何かないかなと思って、こちらのネオナチチックなTECATE(テカテ)ビールというのを頂きました。メキシコ産で現地ではとても知られたブランドのようです。ちょっと変わっているのはモルトの他にコーンも入っているそうで、アメリカのバーボンでは無いですが中北米は麦に並んでコーンが主流な穀物だということを改めて感じます。ただ、飲んでみてそれが分かるかというほどでもなくて、バドワイザーのようなライトな質感の喉越しの良いラガービールでした。何曲かちょっと歌わせてもらった後、ウォッカとエナジードリンクのカクテルを頂きました。この組み合わせはまさにエナジーリキュールですね。他にもスコッチやバーボンのお酒が棚に置いてあったのですが、今日は次のお店があったのでとりあえずハードリカーはキープしながらライトドリンクで通しました。 米軍基地などのアメリカンな界隈はこちらでも何回か横須賀の「ドブ板通り」を紹介していますが、他にもいくつかあります。都内近辺だとやっぱり横田基地なのでないかと思いますが、最近はそこまでの賑わいは無いような話を伺いました。他にも青森の三沢とか、山口の岩国とか、沖縄はちょっと分かりませんが、基地界隈の歓楽街の話はたまに聞きます。こちらはお客さんでガイジンというのはロケーション的に想像しづらいですが、お店の内装だけでいうと異国情緒バッチリで、非日常的な雰囲気を満喫できます。やはり面白いもので、同じお酒を飲んでいてもその場の雰囲気でなぜか普段より美味しく感じられたりすることは多々あるもの。そういった意味でこちらのお店の雰囲気はアーティスティックなまとまりがあって、最高でした今度はもう少し遅めの時間帯でも来てみたいと思います!