東京都心の深川ワイナリーでワインを楽しむ夏の夕べを語ります。

深川ワイナリー
東京下町にまさかのワイナリーが!

先日に越中島近辺にちょっとした用事があって、ついでに門前仲町あたりをフラフラしていました。googlemapのマイマップを確認していたら近くに目印をつけていたところがあり、それがこの深川ワイナリーさんでした。まだ昼の時間帯でしたが、すでに営業しているとの表示が出て即直行しました。そろりと近くによると、お店の方らしき人たちが何人か道路脇で打ち合わせをしていて、まだ開店してないのかな~なんて思いながら恐る恐る入ってみたらバッチリ営業中でした。営業時間は12時~18時、これはすごい。ワインの醸造タンクがお店の中にあってまさにその場でワインを造ってました。雰囲気的にはまるで工場のようです。その隣で軽くテイスティングできるスペースがあり、ボトル販売もしていました。主に東北地方のブドウを使って深川でワインを造るという、まさに純国産ワイン。ブドウの種類も、ちょっと見いなれないというか、マスカットベリーとかは甲州ワインとかで聞いたことあるのですが、スチューベンとかは初めて聞きました。産地の地元青森ではそのまま食べたりしているようですが、それを活用してワインにしているのだそうです。試飲は15mlで確か200円とか。特に回数制限があるわけでもありませんでした。最初は山形のマスカットベリーをいただきました。とてもフレッシュでサッパリした感じ。ワインというよりベリー感が強いですね。いつも飲んでるピノノワールのようなものは無かったのですが、シャルドネ(白)があったのでそちらも頼んでみました。ちょっと味見をするだけなら200円というのは最高です。合計で3杯頼みましたが、会計は600円ぽっきり。どれもすっきりとした味わいで、アルコール度数がどれくらいなのかまでみませんでしたが気持ちよく飲めました。ボトルの販売もされていて、値段もお手頃だったのですが、この後も予定があったので購入は断念しました。

ボトルパッケージも非常にオシャレ

それにしても久しぶりに太陽の光を浴びながらお酒を飲みました。以前に多摩川の川辺で昼日中からウイスキーを持ち出して飲んでみる企画を組んだことがありましたが、それ以来です。なかなか昼間からお酒を飲むっていうのは日本にはないのかあな、なんて思うんですが。ヨーロッパとかに旅行に行くと街中のカフェで昼間からワインを片手に商談とか?してる風景を見たりしますが、日本だとちょっと考えられないというか。なんででしょうかね、この違いは。ちょっと前にyahooニュースかなんかで、地方の政治家さんが研修か視察でヨーロッパに行って、昼間からお酒のんでるところを週刊誌に撮られてやり玉に挙げられてました。特に擁護する気もないですが、体裁だけでジャッジするのってどうなのかと思います。お酒を飲むことイコール「仕事していない」であるみたいな。というのは、アフターファイブという変な言葉があるように、暗黙の了解として「お酒は仕事が終わってから飲む」みたいなルールが社会全体にあるような気がします。でもなんでなんでしょう?もちろん、酔っ払いながら仕事することは効率も悪いし、ダメでしょうが、だからといってお酒を軽く飲みながらビジネスの話とかするのもダメなんですかね。日本っていうのは本当にこの辺が面白いです。赤信号なら絶対ダメというか。事の本質よりもまず型で判断するというか。お酒を昼間から飲んではいけませんよ!という法律もルールも無いのに、なぜかお酒を昼間から飲むことは悪、というような風潮がある。なんか、これどこかで見た光景。もう少し楽に考えていかないと、文化の発展って無いんじゃないですかね、とエラソーなこと考えながら昼間のお酒を久々に堪能しました。因みに、こちらの店舗は渋谷の宮下公園にもレストランを併設した店舗があるとのこと。またジャパニーズワインを東京の都心で作っていることから海外の観光客の方の注目度も高いようです。日本の変なお酒に対する固定概念のようなものが、「黒船」の影響で少しづつ変わっていくことを祈りながら。お酒はイノベーションの魂です!、ということで文明開化に乾杯!🍷

価格帯もとってもリーズナブルです

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