初めてウイスキーバーに行かれようとしているあなたにお伝えしたいこと。
ものすごく羨ましいです!
なんでもそうだと思いますが、初めて触れ合う、出会うときの感動というのは、一度きりの最高のものだと思います。
自分は海外旅行に初めて行って空港に降り立った時の新鮮で未知の世界に来た感触というのを忘れられません。アメリカの地方の空港だったのですが、「異世界」に来た興奮に満ち溢れていました。バーも初めてお伺いしたところは、知人の経営されていたところだったのですが、開店まもなく棚も半分くらいしか埋まっていませんでしたが、それでも初めてバーカウンターによじ登るようにして腰を据えたときは、ちょっと感動しました。何を飲んだかとか一切覚えてないのですが。汗
経験を積み重ねていくうちに、楽しみ方は増えますが、感動のボリュームという意味では、「初体験」に勝るものは無いと思いますネ。なので、とにかく行くだけでまずは儲けモンということです!
今は色々なものが溢れている時代なので、結構「感じる」ことに鈍くなってしまったりもしますが、ウイスキーバーというのは非日常感が感じられるエンターテイメントの一つかなと思ってます。
ただ、何もないところで、ひょっとウイスキーバーに行こうか、という風にはなかなか成らないのも事実。周りの人で好きな人がいたりすれば別かもしれませんが、ウイスキーバーにわざわざ行くというのは、よほど何か理由がないとお世話になる必要も無いのかもしれません。そこで、このページがあります。これをきっかけにしてください!ネタにしてください!気になったら、実際に行って見てください!どこ行けば良いか分からない?簡単です、ググれば良いんです。笑
自分が初めて「一人で」ウイスキーバーを訪問したのも30過ぎてからでした。自分はいきなりググった訳ではありませんよ。一応、それなりのストーリがありました。
取引先の方で、突然退職されてバー経営に転じられた方がいらっしゃいました。(ちなみに下戸!お酒が飲めない人)それが理由かは分かりませんが、ほどなくして店は閉店。しかし、バーの雰囲気を最初に覚えたのはその方のお店でした。もともと、ウイスキーやカクテルといったものには特に興味も無かったですし、周りで日本酒やワイン好きな方たちはいましたが、蒸留酒を飲んでる人は一人も知りませんでした。(おそらくこのページを見ている方は似たような境遇ではないかと推察します)
なので、たぶんその方との出会いときっかけが無ければ、自分はこのホームページを作ってないと思います。密かに感謝申し上げます!
さて、その方のお店に初めて訪れた時のこと。バーカウンターに背の高い椅子によじ登るように座って、お酒を飲む。正面には、キラキラひかる棚があって、ウイスキーなどのボトルがずらっと、、ではなく、棚半分くらいに並べられてました。(オープンしてから間もない頃だったので、棚一杯には埋まっていませんでした。残念なら、ついぞ埋まることはありませんでした。棚ギッシリだったと脚色しようかとも思いましたが、正直に書いておきます。スミマセン!笑)
一番、初めに飲んだのは、「メーカーズマーク」。バーボンです。スコッチではなく、アメリカンウイスイキーというやつです。どうやって飲んだのかは忘れました。味も。何も覚えてないです。ただ、赤い蝋のキャップが印象的だった、それだけです。しかし、その時の空気感だけはハッキリ覚えてます。初めてのバーってこんなもんだと思います。なので、あまり肩ひじ張る必要もないと思います。とりあえず行ってみて、頭真っ白になって、それからが始まりです!もしバーの席に無事にたどり着けましたら、次のページ「味わい方」へ進んでください。
因みに、「バー」の語源というのは、bar(横木)から来ているそうですね。バーはたいてい、バーカウンターという横長の一枚板が特徴的なお店が多いですが、これは昔、お酒を飲みに来た人が樽から勝手に飲まないように「仕切る」ための板に由来するようです。カウンターに座って、カウンターのテーブルを縦置きすれば、確かに柵のような仕切りになります。また、英語でbarというのは動詞で「遮る」という意味になります。
バーのカウンター立って給仕する人を「バーテンダー」と言いますが、これはbarをtend(管理・監督)する(-er)人という意味です。要は、お酒を飲みに来る呑兵衛さんの世話役ということですね。なので、どんなバーでも入店したらバーテンさんの指示に従いましょう。特に初めての店であれば、どこに座るべきかを含めてお店の方に身を委ねてしまった方が楽です。お店によってはメニューが出されないこともありますが、思い切って尋ねてみましょう。とにかく、お店のことを一番知っているのがバーテンダーの方でので、何でも聞かなきゃ損です!
それでは、GOOD LUCK!