久々のバー巡りでお伺いしました。
場所は千葉駅の西口を降りて徒歩5分程度のところで、ノッポなペンシルビルの5階にありました。
店内はカウンター席と、奥にボックス型のソファー席のゆったりとした開放的なカジュアル・ダイニングバーに近い開放的な雰囲気。
スコッチウイスキーのボトルはカウンター後ろの棚の左側に並べられていて、着席後に気付いて後でわざわざ席の移動をお願いしてしまいました。
運ばれてきたメニューを見てグレンフィディックのティスティングセットがあり、熟成年数ごとに飲み比べる「縦飲み」?をしてみたかったので、早速オーダーしました。
グレンフィディックの12年、15年、18年の3つがハーフショットで、しかも解説付きと嬉しいオマケ付きです。
他にも、山崎とニッカの飲み比べ五大ウイスキーのセットなどオプションがありました。
12年はフルーティで飲み易く、評判通りの味。15年、18年は、熟成年数分だけ深みが増して、樽の違いからか味わいに奥行きが感じられました。
次に前々から気になっていた「ロイヤルハウスホールド」を思い切って注文。
英王室御用達の高級ブランドと呼ばれるブレンドウイスキーで、「ロイヤル」とつく銘柄はいくつか存在しますが、その最高峰に君臨するといわれています。日本の皇室との縁でイギリス以外では日本でしか飲むことができない「幻」?のボトルだそうです。
シングルモルトしかいつも飲まないので、味わいの柔らかさに驚きを感じてしまいました。
ロイヤルな響きにウットリ、気品のあるテイストにご満悦です。
他にグレンファークラスのファミリーカスクも気になりましたが、ちょっと酔いも回ってきたので今日はここでクローズにしました。
マスターは気さくな方で、カウンター席隣に座っていた若い男性二人組はアイラモルトを楽しんでました。
店中の棚がボトルで埋め尽くられているようなバーもありますが、こちらのバーはウイスキー以外のセレクションもあり仕事帰りにフラッとでも、二軒目・三軒目に落ち着いて来るでも、いろんなシチュエーションに対応できそうです。
コロナ禍ということもあり、家呑み用にウイスキーの量り売り販売もされていました。お店のボトルからワンショット分くらいをミニボトルに小分けして販売するシステムのようです。
これは良いアイデアだと感じました。熟成年数の長いウイスキーはボトルで買うと値段が非常に高額になりやすいです。家に持ち帰ってゆっくり飲んでみたいという人の需要はもっとあるのではないでしょうか。