ラウンジ&バー グラン・ブルー 伊丹空港店にて搭乗前の至福の時を過ごす

先日久しぶりに伊丹空港を利用しました。大阪の表玄関ともいえる伊丹空港。発着する便がおおむね羽田向けということもあり、第二の経済都市の玄関として見るならばちょっと物足りない感じも否めない、またの名が「大阪国際空港」であることはとりあえず置いておきましょう。さて、以前の個人的な楽しみはというと、羽田行きの9番カウンター手前のカウンターバーでカレーライスを食べることくらいだったのですが、とにかく一度保安検査を通ると見事に何もすることがないのが残念なところでした(スミマセンm(__)m)。ところが、今回利用して改めて気づきました。ここ最近続いている改修工事により利用できる施設が増えて、新たにオープンしてカフェやレストラン、お土産屋さんなどが登場。何やら今までとは違うオシャレな感じが芽生えてきているではないですか。Come on !!。??(汗)

そんなわけで新生伊丹の保安検査を通って、さあ何をするべし!と思いながらフラフラしていたら、目に飛び込んできたのがこちらです!国際空港らしい?!回遊式の導線の先に忽然と現れました。ちょっと調べてみたら神戸の高級ホテルが運営するバーとのことで、その雰囲気はなるほど、ちょっと大阪らしからぬ?!m(__)m、スタイリッシュな雰囲気でございます。ピカソちっくな絵が飾ってあったり、昔の伊丹空港とは打って変わってというか垢抜けています。(ところでちょっと地理的な話ですが、伊丹空港の敷地は兵庫県と大阪府にまたがっていて、「伊丹市」は兵庫県になります。閑話休題。)

店内はカウンター席とテーブル席があり、カウンター席からは滑走路から離陸する飛行機が見物できます!と言いたかったのですがすでにドップリ夜が更けていてそれはかなわずm(__)m。故にか分かりませんが、カウンター席には人気(ひとけ)がありませんでした。というわけで、堂々と真ん中くらいの席に陣取り、ハイボールとミックスナッツを勢いよく注文。ブレンド銘柄指定のハイボールが1,000円くらいで、ナッツが300円くらいな感じだったと記憶。テーブルチャージとかは無かったので、想像していたよりかはリーズナブルな価格でした。もちろん、なんといってもサントリー山崎のお膝元とだけあって、このようにバーカウンター後ろの棚は山崎ショールームになっていました。こちらの値段設定も、まあ突っ込みどころありますけど、こんなもんかなという感じ、モルトバーというよりかはカジュアルダイニングバーというところでしょう。ここは大人しく山崎のボトルを眺めながら、スコッチハイボールを楽しむのが最高のコスパなのかもしれません。

バーカウンターから眺める山崎の旅

写真を撮るのを忘れたのですが兵庫県の丹波地方という大納言小豆とかで有名な山間部にある西山酒造場が造りしている「プラムワイン」のボトルがカウンターに鎮座。面白そうだなと思って試しに一杯頼んでみました。プラムワインとは言っても、原料は「梅・グラニュー糖・醸造アルコール・清酒・ブランデー」となっているので、実際に梅を発酵させたものではなく、プラム(梅)付けのお酒ということなのでしょう。アルコール度数が20度弱だったので、どんなものかストーレートで頼んでみましたが、砂糖が入っているだけあって甘いです、当たり前か。これはお湯割りとか(このときは冬でした)の方が良かったかなとも思いましたが、スパークリングワインなんかに使われるフルート型のスリムなグラスに入れられて出てきました。あまりこういったリキュール類をバーで飲むことは少ないのですが、離陸前のソワソワした時間に気持ちを落ち着かせるための束の間の至福の一時を堪能することができました。

お財布の中に余裕のある方にはファーストクラスも用意されています

メニューをパラパラめくっていたら、フードやデザートメニューもかなり充実しているようでした。最後ら辺のページには山崎の貴重なウイスキー特集もあり、値段はこんな感じです。判断はお任せといったところですが、カウンター内に飾っていたいボトルは21年ものまででした。国内旅行の旅の記念にはちょっとアレですが、海外からはるばる海を渡って来た方とかは違った見方をするのでしょうか。訪日客の平均出費金額は一人当たり15万円(2019年調べ)とかいうらしいので、高い安いは一概には言えないものです。何はともあれ世界のYAMAZAKIを提供するにふさわしいバーが大阪国際空港にできたことは非常に喜ばしいことではありませんか!これを祝して、スランジバー!!

GLANDBLEU>>

ラウンジ&バー グラン・ブルー 伊丹空港店にて搭乗前の至福の時を過ごす

2 thoughts on “ラウンジ&バー グラン・ブルー 伊丹空港店にて搭乗前の至福の時を過ごす

  1. バーでビンテージ飲むより、安くて旨いウイスキーを雰囲気で飲んで、家でビンテージボトルを楽しむのが至福。

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