タスマニアンワインで有名な祐天寺のヴァイアンドカンパニーさんでタスマニアウイスキーの量り売りを見た日。

以前にご紹介したタスマニアンワインなどオーストラリアやニュージーランドのナチュラルワインをメインで取り扱っているヴァイアンドカンパニーさんに先日近くを通りがかったので立ち寄ってみました。そしたらなんと、タスマニアウイスキーの量り売り的な少量販売を始められていました。これは手元が寂しいウイスキーマニアにとっては朗報なのではないでしょうか。タスマニアのウイスキーのクオリティについては特段の説明を必要としないと思います。とにかく高級なウイスキーの代名詞というか、もしかすると本家のスコッチウイスキーよりもプレミアム感のある位置づけになるかと思います。その理由としてはやはり地理的な要因からかとにかく出回っている数量が少ない、またクラフト蒸留所がメインで大規模資本が巨大な蒸留所を建設してド派手に世界のマーケットに展開するような昨今のスコッチやアイリッシュとは違って、とにかく細々と良いお酒だけを提供するというスタイルの蒸留所が多い(というかそれしかないのかと思いますが)ことが、長らく「幻のウイスキー」とさえ言われてきた理由です。最近ではようやく日本でも例えば銀座のリカマンさんなんかに行けば入って左の棚にちょっと在庫があったりするようですが、どれも数万円くらいの高級品。というか、いわゆる大衆向けの廉価なブレンドが無く、こだわりのウイスキーしか市場に供給しないのかなと思います。飛行機で言うとエコノミークラスがなくてビジネスクラスとファーストクラスしかないとでも申しましょうか。(汗) そんなわけで少量の量り売りと、試飲までできるということで飛びつかざるを得ませんでした。ちなみに試飲の方は専用のショットグラスを800円で購入するスタイル。たぶんですが、一度買ったらそのグラスを持ち込めば何度でも再利用できるのだと思います。(因みにですがプラスチックの蓋キャップもついていましたので持ち帰りも可能です、中身が漏れないようにピッタリはまりました)。そして気になる試飲のお値段ですが、なんと500円(~)。シングルカスクのボトルなどもあったのですが、なにせタスマニアンウイスキーを飲むのが初めてなので一番スタンダードなモノと思われる、ヘリヤーズロードのオリジナル(熟成年数は約8年相当くらいなようです)を注文。そして、これが抜群に美味い。しかもこれがスタンダードと来まして、上には更に熟成年度が長い10年や15年というのもあるようです。ピート系のもあり、熟成樽のヴァリエーションも豊富なようです。普通のシングルモルトとはとても思えないくらいインパクトのありすぎる香りがまず充満します、味わいもキレキレのモルト感、そして雑味の無い余韻。感覚的にはソサエティの比較的熟成年度の浅いシングルモルトに匹敵するような完成度に感じました!気になってホームページを探してみたのですが、またこれもオシャレ。タスマニアの北西部に位置する様です。歴史的にはまだ20年強くらい、なのでまだまだ若いクラフト蒸留所と言えると思います。ヘリヤーズロード蒸留所の製法の特徴としては、原料や工程のすべてを現地で行っていること、そして蒸留はアイリッシュのように3回行うこともあるようです。またピート焚きのモルトも使用するとのことで、これも恐らく現地のピートを使用してのことかと思います。今の日本でも一部のクラフト蒸留所で地元の原料にこだわったテロワール重視のウイスキー造りが始まっていますが、タスマニアはこれをすでに1990年代から始めていたということなのかと思います。ただ、どういうわけかタスマニアのウイスキーというのは、これだけのクオリティにも関わらず、まだまだ世界的に見ても希少で注目度も低いような気がします。タスマニアの人たちがあまり注目を浴びることを追い求めていないのかなんなのか分かりませんが、とにかくこの抜群のウイスキーが少量だけで、しかもリーズナブルな価格で飲めるとうのは貴重ですのでぜひとも機会があれば立ち寄られることをお勧めします!(ちなみにワインのコスパも最高です) ヘリヤーズロード蒸留所のホームページ>> googlemapでこちらのお店を調べると大阪の住所(本社)が出てくるのですが、東京店の住所はこちらです。東京都目黒区祐天寺1丁目16-4東京オフィス Tel:03-6303-3319>>タスマニアウイスキーについてのヴァイアンドカンパニーさんの記事>>タスマニアンワインならこちら、祐天寺近くで見つけたナチュールワイン・ヴァイアンドカンパニーさん(2022年10月27日投稿記事) 
カスケードブルーイング

オレゴンワイン&ビールで有名な品川のクエンワインさんで、ビールとワインの境目を探求する。(特集第3弾)

もはや恒例と化して来ましたが、品川のクエンチワインさんでのクラフトビール考?、シリーズ第3弾を迎えました。何度も紹介をしているのですが、こちらのお店は東急目黒線の西小山駅から北側に商店街に沿って歩いてすぐのワインショップです。主に扱っているのはクエンチワインという名前の通り、アメリカはオレゴン産の「ワイン」なのですが、自分はここでオレゴン発のクラフトビールに目覚めてしまった次第です。(如何に目覚めたのかはこちらの記事など参照ください >> READ MORE) さて、とにかくこちらのお店のオレゴンビールのシリーズは全く外れがありません。とにかくクラフトビールの最先端というか、もはや毎度新しいモノが次々と流入してくるのでオレゴン州のアンテナショップにすら思えてきます。もうそろそろ知事が来ても良いのでないでしょうか(笑)。理由なんていくらでもつけられるはずです。とにかくオレゴン州のビールを飲めばクラフトビール最先端は完璧にマスターできます。だいたいおススメは決まっていますが、定番品はとにかくマスターのレコメンドに従ってください。そして、二杯目から変わり種を飲むのが分かりやすいかと思います。今、こちらの店を騒がしているのは、ビールを超越しているビールです。それが下の写真のこちらです。 ビールを超越したビール。クリックでメーカの紹介ページに移動します。 何がそんなに超越しているか?ということなんですが、スコッチウイスキーでいうところのウッドフィニッシュ的な感じです。こちらのビールはオレゴン産の赤ワイン樽で二年近く熟成。商品解説も用意されていて、それを読むと「漬け込んだ」とあるので、樽の中にはまだワインが残っていたんでしょうね。ワインはピノのようです。それと長期間にマリッジするワケですから、できるものはもはやビールなのか、はたまたワインなのか、という領域に来てしまっています。ただ、アルコール度数を見ると9.4%。ベースはどちらかというとアルコール度数の低いレッドエールですから、ワイン分と熟成期間で強くなったということなのでしょうか。 カスケードブルーイング発のクラフトビール。 上の紹介文にもある通りですが、他にも色んなタイプがあります。オーナーさん曰く、かなりの量をまとめ買いされたとのことで、ピノ樽熟成のボトルは試しに開けてみたとのこと。そんなわけで一緒にご相伴させていただいた次第です。ボトルの価格は確か三千円弱くらい。オレゴンワインのボトルはだいたいそれの倍くらいなので、ワインと思って買えばかなり安いのかもです。しかし、それにしても、このようなビールなのかワインなのか、というキワドイものが出てくること自体がアメリカらしい発想です。どうしても伝統とか長年の習慣という枠組みの中でモノづくりをすると、超えてはいけない一線のようなものがあるのですが、アメリカという国はとにかくそうした束縛の無さをリアルに感じます。tしかしながら、単純に奇抜なアイデアを考えて作ってみました、という軽いウケ狙いではなく、特にこのオレゴンビールについて言えば「真剣さが伝わってきます!」、だから何を飲んでも純粋に美味い!!細部に対するコダワリを感じます、どうしても自分のアメリカ人に対するイメージからはあまり想像できないんですが、、、(汗)m(__)m。良い意味でいつも期待を裏切ります。 もう一つオマケでは無いですが、ドップリと赤ワインに染まってしまっている↑のカスケードブルーイングさんのボトルとは違って、同じ系統ではりますが、まだビールの土俵に残っているという意味でこちらのカルミネーションブルーイングさんも紹介しておきましょう。こちらはご覧の通り、真っ赤です。ベースはサワーエールで、ベリー系の果実がアクセントになっています。サワーエールはその名の通り「酸味」が特徴です。自分はあまり好みでは無いのですが、これも一つの勉強と思い頼んでみました。フレーバーは見ての通り、ストロベリー感がします。サワーエールとうまくマッチしていて、アルコール度数も5.5%とアルコール的には軽やかですがしっかりとした味わいが舌に残ります。ただ、オレゴンビールの特徴として、アフターフレーバーにまったく嫌味がないところがすごいのです。こうしたベリー系のエールで実験的なモノは、後味の甘さとビールの変な苦みがミックスして後味で崩れるケースが多々あるのですが、コレはすっきりと受けていきます。さすがと言うしかありません。まだまだいろんなタイプのビールが登場して来ていて、最近では各ビールを簡単に紹介した冊子みたいなのも用意されています。クラフトビール好きであればぜひとも一度こちらのお店に来てオレゴンビールの素晴らしさに触れていただければと思います。 クエンチワインさんの場所はこちらです。主に土日のみの営業となっています。 他の記事にご興味ありましたら以下を参考くださいませm(__)m 【品川】クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)>> READ MORE オレゴンのクラフトビールを飲むなら、クエンチワインさんで決まりです!(クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)特集第2弾)>> READ MORE ビールに革命を起こした缶ビール、オレゴン・クラフトビール、ラ・リタ・ロカ!>> READ MORE
目黒通りのワインショップ、ORNIS(オルニス)に立ち寄って微発砲ワインを軽くいただく。

目黒通りのワインショップ、ORNIS(オルニス)に立ち寄って微発砲ワインを軽くいただく。

かなり久々にやってきました、目黒通りのオルニスさん。一時期カード式のワインディスペンサーを置かれていたことがあって、その時はかなり足繫く通い、普通では飲む機会も無いであろう高級ワインに照準を定めて15ccとかちょっぴり飲んだりしていました。今でも時々そのような試飲的なイベントなどを催したりしているようなことは、時々通りがかったりしたときに気づくこともあったのですが、お店の中に入ったのはおそらく5年ぶりくらいではないかと思います。ワインストックは昔と同じような感じでしたが、かなりカジュアルなインテリアに変わった印象です。 こうやってフラワーアレンジメントと合わせるのが今風なんでしょうか。最近はどこのワインショップでも見かける感じです。「酒屋」さんというとウイスキやジン、ウォッカ、焼酎などのヘビーリカーが主体なイメージですが、特に最近はワインを主体としたワインショップが増えているような気がします。どこのお店もそうですが、旧来の酒屋さんと違って、店内は明るく開放的なインテリア、角打ちもできてイベントスペース的なのもある。従来の酒屋さんが図書館だとすると、今風のこうしたワインショップは蔦屋書店みたいな感じとでも言いましょうか。初めての方でも楽しめるような親しみを持てるような雰囲気があります。当然のことながらスタッフさんも親切で(若い子も多い印象)、あまりお酒のことに詳しくなくても親切に一から教えてくれるところが増えてきています。「ワイン」はもともと食事とペアリングするのに必須なアイテムで、イタリアンやフレンチなどでは必ずついてきますので、このあたりがスコッチウイスキーなどのハードリカーと比べて「ハードルの低さ」という意味で大きく違うのかなと感じてしまいます。(もちろん、ウイスキーにもフードとのペアリングという概念はあるのですが、やはりそこまで知られていない印象です) さていきなり目に着いたのが「ペットナット」(微発砲ワインの飲み放題?プラン。ワインショップで飲み放題とはかなり珍しいですね!(汗)。そもそも、ペットナットって何か分かっていなかったのですが、ちょっと軽く何か飲んでみようかと思って立ち寄ったところだったので、さっそくコレを注文しました。クーラーの中に良い感じに冷えたワインボトルがいくつかあって、それが時間内で飲み放題というシステムなようです。普通のワインと同じく、白、赤、オレンジ、ロゼ、といった定番のラインアップ。微発砲というだけあって、確かにちょっとバブリーですが、シャンパンほどではありません。飲み口はどれも軽く、少し複雑な余韻があるものもありましたらが軽い飲み口。甘いのもあったり、ちょっとドライ系のもありました。後で調べたのですが、微発砲ワインというのは16世紀くらいの発泡ワイン造り初期の作り方を再現したもの。最近になってワインの本場フランスなどで注目を浴びて次第に広がって来ているようです。作り方の特徴としては、ワインを作る発酵段階でボトリングをすること。要するにボトル詰めをしてからもまだ発酵が続いている状態というわけで、これが微発泡の要因というワケです。ペットナットというのは、フランス語からの「ペティアン・ナチュレル」(自然発泡)から来ているようです。甘かったりドライだったりするのは、ボトルの中で発泡がまだ続ている状態なので、ボトル詰め初期であれば糖分がまだ残っており甘く、時間が経過すると中で発酵が進むためドライな風味になるということで、ナルホド!です。 このワインの特徴とおススメを3つ挙げたいと思います。ひとつは、もう分かり切っていることでありますが、女性向けなのかなと思いました。ワインボトルもオシャレで、中のワインも軽やかな色合い。こういうボトルが家の中にあるだけでも違うんじゃないでしょうか。軽やかな飲み口なので、お酒が苦手でも抵抗は少ないと思います。とくに熟成が若いものであれば、理屈的に度数も低く甘いジューシーな風味。ノンアル系のワインやカクテルなども流行っていますが、これはそうしたアルコールレスなドリンクの一種と捉えても良いかもしれません。二つ目ですが、エコロジーでしょう。これは古風なレシピというだけあって、完全な天然レシピです。グレープジュースにイーストが入っただけといっても過言ではありません。アルコールに分解される過程で発生する二酸化炭素が、ワインの状態を保つ役割を果たします。つまり、余計なモノは一切なく、純粋に自然の産物と働きだけで出来る液体だということです。しかも、面白いのは先に述べたように、ボトル詰めをしてからも発酵が進むため、時間の経過を楽しむことができるということ。微発砲ワインは2本以上のボトルを買うことが勧められますが、まさにこのためです。最後に挙げたいのは、シチュエーションです。度数も低く軽やかな飲み口なので、フードのペアリングもあまり深く考える必要は無いのかと思います。あまりこってりした肉系の料理などには軽すぎて合わないかもしれませんが、普通のワインと違って、純粋にペットナットのワインを主体にして軽いスナックで合わせたりすることも十分可能。また、深酒をすることもなければそこまで酔いが回るほどのものでないので、映画を見たり、読書したりしながらでも集中力を削ぐことなく楽しめそうです。 最後にですが、オルニスさんは通常のワインも充実したラインアップをもっています。アメリカ、南アフリカなどの新興系から、フランスやイタリアのワインまで広くカバーをしています。お手頃な価格のレンジもあり、小さいボトルも取り揃えたり、ヒップホップ的な缶詰めのワインなど。イメージ的にはカルフォルニアなどアメリカンワインにやや特色があるのかなという印象です。場所が少し不便で最寄りの駅でいうと、東急東横線の学芸大学でしょうか。恐らく駅からだと徒歩で15分くらいかかる気がします。もしくは目黒駅からバスでしょうか。このあたりは他にも若者向けなワインショップやカジュアルな角打ちの店なども多いので、たどり着くまでに別な誘惑にかられるかもしれませんが近辺に立ち寄る機会があればぜひとも訪れてほしいお店です。 >>>クリックでオルニスさんのホームページへ飛びます>>>

オレゴンのクラフトビールを飲むなら、クエンチワインさんで決まりです!(クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)特集第2弾)

ちょくちょく立ち寄っているクエンチワインさんの来訪記録2回目バージョンです。こちらのブログ記事で2回目の記事を書くのは初の試みにになります!クエンチワインさんで頂いたアメリカ西海岸発オレゴン州産のクラフトビールの呈すlテインぐ記録が結構たまってきたので、そのアップデート情報です。クエンチワインさんて何?という方はまずはこちらの記事を読んでいただいて、また戻ってきてくださいm(__)m 商品ラインアップについてですが、さすがにそろそろ固定化してきているのかなという印象です。最初の頃は見たことも無いモノばかりだったので驚きの連続でしたが安定飛行の段階に入って来たのかなと。インポーターさん経由で仕入れられていてるそうで、オレゴンブランドというものの日本への認知度を考えるとさすがに頻繁に商品の回転サイクルを早めることができないのかなという気もしています。 クラフトビールコーナーの棚はこんな感じ 日本のクラフトビールのブランドも一時はかなりいろんなモノが出回って何がなんだか分かりませんでしたが、最近はやはり巷で一般的に見かけるブランドは固定化してきているのと似たような感じでしょうか。自分はIPA系が好きなのでコンビニとかでたまに買ってその場でグイっと飲むものとしては、ヤッホーブルーイングさんの「よなよなエール」。他にベルジャン・ホワイトエールですがパッケージ買いとして「水曜日のネコ」。曜日をズバリ指定しているのが良いです。日本のモノだとちょっと高めですがビター系の箕面ビールの「スタウト」とかもたまに飲んだりします。ただ、いずれもホントに気分的な衝動買いでパッと買ってグイっと飲む感じです。物色するのはやっぱりちょっと良いビールが置いてそうな、成城石井さんとかですかね。最近はデパ地下とかでも結構いろんなものが置いてあるので、そういうとこも利用します。伊勢丹とか高島屋とか。 とりあえず前置きはそんなところにします。さて、何ゆえにオレゴンなのか、という話なのですが、やっぱりそういう一般に出回っているクラフトビールと比べてもちょっと一つ頭が抜けているというか、違うんですよね。もちろん価格も800円~1200円くらいで、市販のクラフトビールの300円~600円くらいのレンジより更に高いんですけど。でも例えばなんですが、バーとかレストランで一杯1000円くらいの生ビールを頼んだりするのと比べると、これは缶ビールなのに!それと同じくらいのフレッシュな鮮度がある。もう、これは生鮮食品の部類に居れてしまっても良いくらいの「缶詰」なんです!。この衝撃をぜひとも味わってほしいというのが願いなのです。そしてパッケージ!バリエーション!爽快感!。要するにです。テニスをして、汗をかいて、シャワーを浴びて、ビールを飲むというルーティンがあったと仮定したときに、その爽快感の倍増度が違うという意味です。普通のビールが倍であるなら、オレゴンビールは10倍と考えても良いでしょう。そのくらいの違いがある、このように信者は考えるのです。つまり値段が高くても多少お布施・・、、とまあ説教はこれくらいでやめて、ちょっとだけ肝心の中身の紹介をしておきたいと思います。 カスケードブルーイングのフランボワーズ・ノースウエスト まず、ベリー感満載のフランボワーズ・ノースウエスト。えっと、オレゴン州は西海岸でシアトルのあるワシントン州の南ですね。だから?ノースウエストです。「ラズベリー・エール」というスタイルだそうで、ワイン樽に地元のラズベリーを入れて熟成を(2年未満)したものです。ベリーを入れて熟成と聞くと甘ったるいモノを想像してしまいますが、とても上品な仕上がりで、安っぽいーサワーではなく、ブルゴーニュのピノノワールのような品があります。(ところでオレゴンワインはピノが有名です、そしてこちらのお店はビール屋さんではなく名前の通りワイン屋さんであることを復習も兼ねて追記しておきます) レベルビアのボタンスマッシャー お次はレベルビア(Level Beer)のボタンスマッシャー。ボタンスマッシャーというのはビデオゲームの早打ち(ボタンを連打する)ですが、このビールの特徴であるホッピー感に掛けているのでしょうか。グラッシーで爽快な一杯です。ボリュームもたっぷり。レベルビアはゲームのネタに掛けたものが多くて、ゲーマ向けを想定しているんでしょうかね。自分はあまりビデオゲーム(って言い方は古いのか?)とかをしないので、良く分かりませんが(汗)。ただ、ゲームをするしないに限らず美味しいことは間違いないです。他にもこちらとか。名前は「Let's Play」。ラベルのフォント?というか、昔のパックマンっぽい感じが特徴です。こちらはピルスナー系(日本のビールはだいたいコレです、アサヒとかキリンとか。ドイツのビールですね)。グラッシーなホップとIPAのフルーティさが加わります。 同じくレベルビアのレッツ・プレイ! 最後はカルミネーション・ブルーイングの「ゴーストトレイル」。いわゆるヘイジーIPAというやつで、発祥は米東部のニューイングランド地方。フルーティさが特徴で、色目も写真の通り柑橘オレンジ系の色をしています。苦みが控えめで飲みやすいです。怪しげなパッケージからは少し想像できないですが。 カルミネーションブルーイングのゴーストトレイル とりあえず、これくらいがアップデート情報になります。また、少しづつバリエーションも増えてくると思いますし、定期的に新しい商品も出てきますので、都度ご紹介していければと思っています。クエンチワインさんは場所的には都心からちょっと離れているため、少し距離感はあるのですが先日相鉄線とも直通運転を開始した東急線の西小山駅から歩いてすぐです。東急線は東海道新幹線の新横浜駅とのアクセスも格段に良くなったので、全国からの来訪をお待ちしているとのことです。それでは、またお会いしましょう! 編集後記:オレゴン産のアメリカンシングルモルトを発見しました!オーナーさんが手荷物で持ち帰ったようです。あざっす!! オレゴンのアメリカンシングルモルト、マッカーシーが! 初めの記事で紹介だけしていたのですが、来日していました!これはいわゆるバーボンウイスキーではなく、アメリカで作るスコッチ。すなわち「アメリカンシングルモルト」になります。味わいとしてはほんのりとした上品なピート感とスコッチらしいモルト風味があって、爽やかながらも深みがありました。とても美味しいというか、完成度が高いと感じました。このウイスキーの紹介についてですが、すでにサライさんの記事で書かれていたのでご紹介します(→コチラ)、とても良い記事だと思いました。やっぱりプロのライターは違いますね。ただ着眼点だけは自分も負けてないというか?、この記事で紹介している蒸留所については、こちらのページでもきちんと紹介してま~す。 ・ウエストランド蒸留所 ウエストワードは書いたつもりでしたが、気のせいでした。汗

世田谷・代田の信濃屋ワイン館に巡礼する。

信濃屋は東京の城南地区、場所的にいうと世田谷区や目黒区、品川区などに広くお店を構えるお酒のエキスパートで、洋酒専門の酒屋さんです。とくにウイスキー関係はかなり充実していて、都心の店舗にはちょくちょくでかけます。分かりやすいところで言うと、銀座店でしょうか。リカマンショップの近所です。新宿(歌舞伎町)、池袋(西口側)、渋谷の道玄坂にも店舗があります。とにかく洋酒もので何か良いものをお探しならとにかくおススメです。何も分からずに適当に探すよりかは、確実な選択ができると思います。お店のスタッフの方も皆さん詳しくて、迷ったら聞いちゃいましょう。ググるより絶対に早いです。さて、そんな中で一つ気になっていた店舗があります。信濃屋さんの創業地である世田谷の代田にあるワイン館です。場所が少しわかりにくくて今まで行く機会が無かったのですが、先日近くに用事があったので最寄りの駅から徒歩で向かってみました。先にグーグルマップの地図を以下に掲載しますが、場所的には三軒茶屋と下北沢の中間くらいです。この表現でイメージできればかなりすごいと思うのですが、とりあえず地図的にはそんな感じです。車で行くならカーナビの通りに行けば良いと思うのですが、公共の交通機関で行くには何が良いのですかね。自分は小田急線の梅が丘から歩きました、渋谷に向かうバスが走っていたので、バスが使えるのかもしれませんが、とにかく近所で無ければちょっとアクセスに難ありかなとは思います。でも、それを補ってあまりあるくらいの品揃えだったので、ウイスキーが好きな方なら目指して行く価値は充分にあるのかなと思いました。 ボトラーズがこのようにどっさりと棚にありました 信濃屋さんに来る理由はほとんどウイスキー目当てですかね。オフィシャル関係もしっかりと調達されていて、価格もすごくリーズナブルなイメージです。洋酒専門に扱っている感じなので、他の店と比べて高いのかなあ、なんて思ってたんですが、「ラガブーリン16年」とかはいつもこちらで買わせてもらってました。あとは、ボトラーズですかね。1ボトル2万円~3万円くらいのボトラーズものについていえば、かなりリーズナブルな価格帯のものを揃えられている印象です。ボトラーズは10万円以上するものとかも普通にあるので、割と手が届く範囲のレンジを並べられているのかなと思います。だいたい普通のところだとゴードン&マクファイルとかシグナトリーとか、割と広く知られたところが中心なのですが、ここは結構ニッチなものも集めています。ウイスキーを飲み始めてオフィシャルものについて、アイラだとか、スぺイサイドだとか、ハイランドだとか、ある程度巡られた方で、バーで次はもうちょっと良いものを飲んでみようかな、くらいに考えられている方は一度覗いてみる価値はあるかと思いますね。(特にこちらの店舗で無くても良いのですが)だいたいどのくらいの価格帯がするものなのかとか、どういうボトラーズ業者があるのかとか、ざっと見るだけでも本当に良く分かります。また、雰囲気にもそこまで高級感を表立って出している感じでもないですし、少なくともお店に入るのに勇気が必要とかは全くないです。ワイン館も隣が食品館になっていて、どちらかという感覚的には(親しみやすさの点で)近所のスーパーの延長に近い雰囲気はあります。でも中の品ぞろえと、あとはやっぱりスタッフの方のプロ意識がすごくて、中身はまるっきり別物です。世田谷のワイン館は特に商品のラインアップが多くて、ウイスキーコーナーを見るだけでもかなりの時間がかかりました。他のお酒とかも置いてあり、二階にはワインなども置いてあったようですが、今回は十分にみる時間がありませんでした。また今度来た時はしっかりと買い物して帰れるように準備して来ようと思います。何かちょっと申し訳ない気持ちもあって、帰り際にクラフトビールコーナーで一つ買わせてもらいました。ここもあまり見たことのないのが結構あって悩んだのですが、とりあえずこちらの感じがドデカく表記されてるラベルのを一つ買って帰りました。今度はちゃんとウイスキーを買って帰りたいと思います。それでは、今日はここまでにします。 入場料代わりにクラフトビールを一つ購入させてもらいました 画像クリックで信濃屋さんのページに飛びます

タスマニアンワインならこちら、祐天寺近くで見つけたナチュールワイン・ヴァイアンドカンパニーさん

中目黒を歩いていて偶然に見つけたネパールのティーハウス、チャバさんの話を先日のブログ記事にアップロードしましたが、今回はその続きでタスマニアンワインのお店の話です。場所は東横線の祐天寺駅から歩いて10分くらいのところで、駅名にもある「祐天寺」というお寺の近くです。中目黒からでも、駒沢通り沿いに歩いて行ける距離かとは思います。タスマニアといえば、ウイスキー界ではタスマニアンウイスキーが良質なモルトウイスキーを生産する蒸留所が数多くあることで知られています。(ただ、とても高価なこともあり取り扱っているお店とかは少ない印象です。)他にもオーストラリア本土のメルボルンにはニューワルドウイスキーの代表格でスターワード蒸留所という新興蒸留所があり、タスマニアウイスキーの良さに触発された始めたオーナーがアーバンスタイルで手頃な価格のウイスキーを作っています。(→スターワード蒸留所の本ブログ紹介記事はこちら)特にスターワードのこだわりは、熟成樽に現地のワイン農家から樽を仕入れて使っており、ほとんどがワイン熟成樽仕込みと言われています。それだけに良質なオーストラリアのワインとは何ぞや?ということは気にはなっていたのですが、自分がたまに行くワイン屋さんやバーはフランスやイタリアなど欧州が中心で、なかなか巡りある機会がありませんでした。家の近所にもオーストラリアワインを取り扱っているお店があって、一度試したことはあるのですが、あまり特別な印象が残らず、やはり良いものは日本に入って来てないのかなあ、というあきらめに近い感じでした。 オーストラリア、ニュージーランド産ワインがぎっしり。 ところが、です。ようやく見つけた!という思いです。こちらのお店はタスマニアを含むオーストラリアとニュージーランド産に特化した品揃えで、しかも自然派ワインばかり。おそらく現地のワイン農家さんとの交流を通じて厳選したものを仕入れられているのかと思われます。ボトルの一つ一つには丁寧なメモ書きがしてあり、自分の好みの味にあったものを探すことができます。ワインの他にもはちみつなどのオーガニック食品や調味料も陳列されていて、見ていて飽きません。まるで現地のお店を訪れたかのような雰囲気です。後で分かったのですが、ただの酒屋ではなく、㈱ヴァイアンドカンパニーというインポーターの直営店とのこと。本店が大阪の方にあり、こちらのお店は東京のサテライトショップのよううです。お店の方も陳列してある商品に精通しておられ、丁寧に案内をしていただけました。価格も割と手ごろな感じです。アルコールはワインの他にも、ビールやウイスキー、ジンなどもおいてあります。ウイスキーは試飲も一部できるようで、次回に試してみたいと思います。ウイスキーは西オーストラリアの蒸留所のものを取り扱っているようです(→詳細はこちらお店のページで)。正直どれも名前聞いたことないのですが、また調べてみようかと思います。 無添加ナチュラルワインが手ごろな価格で。 家飲み用に購入したのはこちらのカラフルなラベリングが特徴なザ・ナチュラル・ワイン・カンパニーのソーヴィニヨン・ブラン。酸化防止剤などを一切使わない完全なナチュールワインです。早摘みと通常摘みを混ぜているとのことで、透き通るようなフレッシュなフレーバー。とても美味しく、軽やかに飲めます。あまりにも飲みごこちが良いので、あっという間になくなってしまいました。値段も2,000円くらいでコスパ最強です。実はラベル不良の訳あり品が置いてあり、そこから拾ったので、実際にはもっと安く買えたというおまけつきです。ラベル不良の訳あり品を置いてあるのはあまり聞いたことないのですが、こうしたボトルを仕入れられるのもワイナリーさんと直接に関係づくりをされているインポータさんならではなのかもしれませんね。環境にも懐にも優しくて良いと思います。また近くに寄ることがあればぜひとも立ち寄ってみたいと思いました。 ラベリング不良の訳あり品も。もちろん味には影響ありません。 googlemapでこちらのお店を調べると大阪の住所(本社)が出てくるのですが、東京店の住所はこちらです。東京都目黒区祐天寺1丁目16-4東京オフィス Tel:03-6303-3319 BACK TO HOME (スコッチウイスキーの楽しみ方)>>
都立大学近くのアメリカンクラフトビール酒屋、ザ・スロップショップ(The Slop Shop)には世界中のクラフトビールが集まります。

都立大学近くのアメリカンクラフトビール酒屋、ザ・スロップショップ(The Slop Shop)には世界中のクラフトビールが集まります。

最近のマイブームはクラフトビール。クラフトビールというと、最近はスーパーとかでも様々なパッケージで販売されていています。普段だとキリンやアサヒ、サッポロの定番ビールだけで語られ、生ビールか瓶ビールかくらいの違いにしか気を使わないことが多いのではないでしょうか。生で飲むにしても、泡の比率がどうとか。自分もそのくらいな意識でいましたが、本場アメリカのクラフトビールの味を発見してから革命が起こりました。(→ちなみに最初にその感動を味わったのが西小山のクエンチワインさんですm(__)m)アメリカのクラフトビールをもっと知りたいと思って情報を探していたところ、雑誌の紹介記事を見つけて訪ねたのがこちらのスロップショップさん。東横線の都立大学から少し歩いた住宅街に位置します。基本は酒屋さんのイメージですが、小さなバーカウンターもあり、店内で飲むこともできます。ジャパニーズを中心としてクラフトビールをタップで飲むことも可能です。こじんまりとした店ですが、駅から少し離れていることもあり、落ち着いた雰囲気です。 クラフトビールがずらり。 まず驚いたのは販売されているクラフトビールのボリューム。すごい数がおいてあります。規模の大きい酒屋さんでもここまでの数量をみたことはありません。先日、八重洲に新しくできたアンテナ・アメリカもボリュームはすごかったですけど、インパクトとしてはこちらの方が圧倒されました。写真の冷蔵庫が3台並んでいて、フレーバーカテゴリー別になっているようです。主にはIPA系、サワー系、その他(スタウトやポーターなどのダーク系)という感じでした。産地は北欧やヨーロッパからジャパニーズまで。お値段的には高めですが、ワイン樽熟成の瓶詰めビールなどもありました。缶ビールですがどれもパッケージデザインが素敵で見ているだけでも楽しいです。フレーバーのコメントも一つ一つに細かく記載されていてわかりやすいです。店員さんも商品に詳しく、自分の好みがはっきりとしていれば相談にのってもらえるかと思います。自分はそこまではっきりと味の好みがあるわけではないので、パッケージを見て「ジャケ買い」しました。ひとつはワシントン州シアトルのものと、もう一つは以下に紹介している静岡のウエストコーストブルーイングのもの。他にもいろいろ興味あったのですが、またの機会にしようと思います。 タップでも楽しめます。 酒屋さんではありますが、店内で飲めるスペースもあり店内で試飲も可能です(ただし抜栓料がかかるとのこと)。ジャパニーズを中心に、タップビールも楽しめます。小さなスペースなのであまり大人数には向かないかもしれませんが、買い出しに来たついでに軽く一杯とかぐらいなイメージでしょうか。酒屋さんなので昼間もお店を開けられているとのこと。もうすっかり秋になりましたが、夏とか最高でしょうね。周りは住宅街になっているのでワイワイした喧騒感もなく、落ち着いてゆっくりと楽しむことができます。最寄り駅からちょっと歩きますが、通り一本なので場所的には分かりやすいです。アメリカンクラフトビールを深堀りしたい方には特におススメをしたいお店です。 商品の切り替えも結構早そうな感じ! シアトル出身の建築家が立ち上げたという本場クラフトビール工場・ウエストコーストブルーイングのクラフトビールを購入。パーケージもイギリスのイラストレーターが手掛けているらしくすべてがエキゾチックだが、なんと場所は静岡県の用宗(小さな漁村のイメージ)にあるという。昔ドライブ旅行で近くの中華屋さんに立ち寄った記憶あるくらいだが、今度通ったときはぜひ訪ねてみたい! クリックでウエストコーストブルーイングさんのホームページに クリックでスロップショップさんお店のページへ移動します! BRUTUS誌の紹介記事へ BACK TO HOME (スコッチウイスキーの楽しみ方)>>
頃末商店(神戸・三宮)

頃末商店(神戸・三宮)

頃末商店といえばある程度ウイスキーやワイン好きの方であれば知らぬ方はいないのでしょうか。その伝説の酒屋さんに今回初めて立ち寄ることができました。今までも実は何度か近くには立ち寄っていたと思うのですが、場所が具体的にどこにあるのかは知らなくて、今回たまたま道を歩いていたら「見つけた!」というのが真相です(汗)。もっと老舗の感じを想像していたのですが、びっくりしました。清潔感のある明るい店内。そして、お店の方もみな若い。「きれい、明るい、若い」の三拍子?がそろっています。しかし、それだけではないんです。なんといってもこちらはウイスキーのみならずワインなどの洋酒の品ぞろえが半端ないのです。スコッチウイスキーでいうと、メジャーなものはほぼカバーしています。そのほかにも多くのボトラーズの商品が陳列してありました、しかも有料で試飲もできます。東京の長谷川商店や、銀座のリカマンと似たような価格帯・システムのようでした。さらに量り売りという購入もできるようです。これはプレミアムウイスキーとかボトラーズを少し試してみたい、というときに嬉しいですね。自分はまだ飲み始めであったのでとりあえずクラフトビールをクーラーから取り出して購入、そしてその場で頂いちゃいました。クラフトビールのセレクションも玄人好みというか、見たことのないボトルばかりです。その中でもコーヒー豆を使ったクラフトビールというのがあって、興味本位で試してみました。コーヒーを添加して味付けしたとかではなくて、コーヒー豆を発酵させた原酒を含んでいるようです(ベースはIPAとのことでした)。頃末商店という名前はウイスキー関連でフォローしているSNSとかで、時々名前が挙がってくるのでかなり前から知ってはいました。ただ、実際にどこの地域にあるとかは正直あまり良く知りませんでした。今回通りかかって、あ!神戸にあったんだと。そういう感じです。頃末というのは「頃末さん」というお名前なんですね。今の若大将で4代目?だそうですが、さすが貿易港として名前を馳せた港町神戸だけのことはあります。もしかして石原裕次郎とかも来たことあるんですかね。そんな思いに浸りながら、店内をくまなく回りました。とにかく、スッキリとしたレイアウト。雰囲気的には銀座のリカマンさんに近いかなと思いました。お店の方も気さくに話かけてくれて、でもこちらはただフラっと立ち寄っただけでしかも今から飲みにいくところだったので、一つくらいボトルを購入したかったのですがかないませんでした。また機会があれば今度はちゃんと計画的に来たいと思います! コーヒー豆をフレーバリングに使用したクラフトビールを店内で。 最近は酒屋さんもとても面白いですね。ウイスキーでいえば、ただボトルを並べて販売するだけではなく、自身で色々とプロデュースするタイプの店が増えているような気がします。地方でもオリジナリティにあふれるところを見かけます。まだ行ったことはないのですが岡山のバーを訪問した際に地元の酒屋さん(ウイスキーラバーズ)がプロデュースしたウイスキーを頂いたことがありました。東京だと信濃屋さんとかが有名ですね。他にも個人のバーでも共同で樽を購入したり、酒屋さんがアレンジしたりと色々あります。有料試飲や量り売りのシステムも嬉しいです。地方を訪問するときはさすがにがっつりボトルを買って飲むことはさすがに想像しづらいです(汗)。家飲みも自分はほとんどしないのでウイスキーのボトルを買ってもほとんど残ったままのボトルがあります。ですが、量り売りなら少量を買って飲めるので、例えば地方出張でもホテルに帰ってゆっくり楽しむとか、なんなら雰囲気の良い海辺とか公園とか見つけて野外で自然を堪能しながらチビチビ楽しむこともできそうです。量り売りで言えば広島を訪ねた時にリトルハピネスさんというバーがそういったサービスをしていました。今でもネットなどを通じて提供しているようです。(因みに二つのお店のことについてはこちらのブログ内でも少し紹介をさせてもらっています。詳細はこちらです。→岡山、→リトルハピネスさん)最近はインスタやツイッターなどSNSを活用したマーケティングも盛んで、テイスティングイベントを開催したり勉強会を開いたり、酒屋さんのスタイルにも革命が起こってきているようです。また、神戸にも触れないわけにはいきません。というのはワインとウイスキーに関してはとても良いバーがいくつかあるからです。経済的な規模からいうと一頃に比べるとただの地方都市レベルになった感じはありますが、こうした分野ではまだまだ神戸・三宮はすごいものがあると感じます。ワインでいえば、もうノラックさん一押しです。何も言わずに訪問してください。騙す気も何もないです。個人的に今まで行ったワインバーの中で最高です。モルトバーでいえば、メインモルトさん一択でしょう。こちらも、何も私から言うことはないです。迷わず行きましょう。そして、最後に、ちょっと怪しげな港町の雰囲気を楽しみたいという方におススメは、元町界隈の隠れ家的なバー、ムーンライトさん、をおススメします。神戸は表の繁華街だけではなく、少し路地裏のようなところでも垢抜けたシックなバーとかがあったりしてナイトライフが面白い街です。まだまだ発見がある気がするので、次回に頃末さんを訪問する機会があればどこかおススメのバーも聞いてみようかなと思います。 一つ一つに丁寧で簡潔な紹介文があり分かりやすい(youtube動画より)