ウィスキーバー シャンティーシャック (WhiskyBar ShantyShack)さんでキルホーマンに酔いしれる

ウィスキーバー シャンティーシャック (WhiskyBar ShantyShack)さんでキルホーマンに酔いしれる

久々に横浜にやってきました。近くに住んでいてもなかなかやってくる機会のない横浜。桜木町に降り立ち野毛の飲み屋街には目もくれず、いつもと違う方向に向かいます。能楽堂などがある高級住宅街を過ぎて、京急線の橋をこえてすぐに目的とするバーがありました。事前にgooglemapでチェックはしていたのですが、本当にこんな場所にあるのかというところにポツンと灯りが灯っていました。レビューなどが全部英語で書かれていたので、外国の方が経営されているのかな?と思って不安でドキドキしながら扉を開けたのですが、なんといいますがジブリ映画からとってきたような素敵なメルヘンチックというか異空間な世界が飛び込んできました。 お店の外観 マスターはダンディーな日本の方でした。このみち20年くらいココでバーを経営されているそうです。googleで検索したら英語のレビューばっかりで構えてきましたという経緯をお話ししたら笑っていらっしゃいましたが、やはり目指して来られる外国の方も多いのだとか。しかし、それも納得です。目指して来る価値が十分にある素敵なバーです。アンティーク調な店内とゆったりとした空間が桜木町から徒歩圏にあるというのは奇跡ですね。都内のバーは素敵なところがたくさんありますけど、やはり場所が少し狭いというか、あまりゆったりとした空間というのはまれな気がします。(外資系ホテルバーとかは除きますヨ) ブルードッグをまずはいただく さて、まずはクラフトビールで喉を潤しました。ハイボールでも良いと思ったんですが、アメリカンIPAが用意されていたのでそちらを頼みました。最近は結構コレが好きです。ハイボールを頼むより値段もリーズナブルだし、またちゃんとしたクラフトビールを置いてあるところが嬉しいです。タップ生とかだとサーバータンクの鮮度を保つのが難しくて、こじんまりしたバーだと管理に苦労されている話を良く聞きます。缶のクラフトでも良質なクオリティのが結構あるので、最初の一杯はコレで十分と思いますね。 久しぶりにキルホーマンと再会 さて、お次に頼んだのはキルホーマンのシングルカスク。いやあ、夏化しいです。久しぶりです。いつもキルホーマンはシャムロックさんのある四国で頂くことが多くて、この香りでアンパンマン列車とJR四国のメロディが湧いて来るようです。ピートは50ppmなんですがカスクストレングスだけにパンチ力があります。ざっと棚を見たところアイリッシュが結構揃えてありました。珍しいと思います。お伺いしたところ、最近力を入れているのだそうです。アイリッシュとえいばジェムソンとブッシュミルズがメインで、ちょっと前までは何百とあるスコッチの蒸留所に比べて瀕死状態とまで言われていましたが最近は盛り返してきています。 サービスで少し頂いちゃいました ポットスチルのグリーンスポット アイリッシュウイスキーの特徴はいくつかありますけれども、フレーバー的にも一番分かりやすいのは「ポットスチル」でしょう。未発芽の大麦麦芽を使うところがポイントで、これがアイリッシュの独特なフレーバを作ります。どういう風に独特なのか表現するのは難しいのですけれども、今回頂いた「グリーンスポット」のポットスチルウイスキーで言うならば、草っぽい感じということろでしょうか。スコッチやバーボンからするとソフトな口当たりということも言えるかと思います。なので、レッドブレストとかティーリングとか他にも色々とあるのですが、日本酒のようなまろやかな口当たりで、度数を忘れてグビグビといけてしまいそうになるところが不思議です。 フィニッシュは津貫。 スコッチ、アイリッシュと来たので、最後に何か別のジャンルということでジャパニーズをいただきました。津貫のシングルカスク。池袋にあるアロハウイスキーさんのプライベートカスクだそうです。バーボン樽だったのですが、色目からシェリーカスクかと思ってしまいました。やはり南国なだけに早熟なんでしょうか。口当たりも滑らかで台湾のカバランを思い起こすようなトロピカル風味です。ちょうど今、スタンプラリーを開催しているとのことで、アロハさんと提携しているバーでスタンプを獲得すれば、プライベートカスク購入の権利がもらえるとのこと。スタンプカードを早速もらいまして、まずは1軒目を攻略しました。リストにある16軒のバーのうち5軒を攻略すれば良いとのこと、主に東京と鹿児島のバーなようです。付近に在住の方は1月くらいで回れてしまうのでないでしょうか。猛者もいて全軒攻略を目指して来られた方もいるのだとか。いずれにせよ、スタンプラリーでなくてもこちらのシャンティーシャックさんはとてもアットホームでリラックスのできるバーでした。お店は16時頃から開けているそうで、かなり早めの時間帯からでもちょっと立ち寄りすることもできます。通常は20時くらいからが多いと思うので、かなり珍しいなと思いました。こじんまりとしたところで、交通の便もちょっと離れてはいますが、落ち着いた時間を過ごせると思いました。またお伺いします! 桜木町からでも歩けましたが、最寄りは京急の戸部駅です。
横須賀のドブ板通りでアメリカンな気分を味わう。

横須賀のドブ板通りでアメリカンな気分を味わう。

横須賀の街にやってきました。海軍基地のある街ということで有名なのですが、ここに来る理由はほぼ一つで米軍向けの飲み屋街として知られる「ドブ板通り」です。以前にもドブ板の話はした記憶があるのですが、日本人向けの若松マーケットと逆方向にあります。横須賀は京急横須賀中央が便利ですが、どちらかというとJRの横須賀駅寄りになります。 規模的にはドブ板通りを中心としてパラパラと他にバーが散在しているという感じ。艦船が外洋に出ていると街が目に見えて寂しくなるというような海軍のお膝元らしい一面も。雰囲気的にはアメリカのダウンタウンの一角を切り取ってきたような異国情緒に溢れます。最近では都内にも外国人の観光客がたくさん来ていますけれども、なんでしょうか、旅行で来る外国の方と、本場の外国人?というのは何か雰囲気が違います。加えて駐在とか日本に長くいらっしゃる外国人も、また日本化されていてオーラを消しているというか、見た目はガイジンなのですけど、どことなく雰囲気がまた違う、といったようなことがあります。 そういう意味で、この横須賀の街を闊歩する外国人(というのは要するに米軍かその関係者だと思うのですが)というのもまた違った空気があります。おそらくなんですが、本国や世界中に展開する米軍の基地を転々と移動して、止まり木のように横須賀に来ているだけだと思うのです。なので、なんというかちょっと違った雰囲気のオーラを身にまとっているような感じがします。日本は一応軍隊が無いので、軍人の溜り場なんていうのもそもそも無い、存在しないと思うのですけど、どう表現して良いのか分かりませんが独特の緊張感みたいなものもあり、もちろん軍服のままで(もちろん武器は携行してないと思いますが)飲み屋街を堂々と歩いている、そのような光景が目の前に展開するところというのはかなり独特です。いずれにせよ、平和だということなのですしょうか、軍人さんもこうやって飲みに来られるということは。 さて、いつもながら前置きが長くなりましたが、本題に入ります。この街のバーのシステムで覚えておくことは一つだけで、都度前払いするということ、これだけです。あとは、特にカウンターの女の子に一杯おごらないといけないとか、そういうのも特別には無いと思っています。割とドライというか。一杯だけサクッと飲んでいくでも良いし、まったりとするも良いし、カジュアルバー的な感じのところが多いです。店員さんは外国人の方もいらっしゃいますが、日本人の方がカウンターに立っていることも多いです。お客さんはやはり外国の方と日本の方で分かれているようなケースが多いかなと思います。新宿ゴールデン街のような観光地というワケでもないですし、あまり両方が交流を深めているというようなのは見たことがありません。もちろん、そういったケースもあるのかとは思いますが。自分もあまり隣に座った方にこちらから話かけたりはしないです。向こうからフレンドリーな信号?を発して来たら少し会話をしたりすることもありますが、あまり深入りはしないようにしています。まだバーカウンターの子と話す方がリラックスできますし、やはりお客さんもそういう感じの来店が多い印象です。でも、ベトベトした感じは一切なくて、本当に飲み方とかもサクッとした感じ。深酒した酔っ払いもあまり見たことがありません。カラオケスナックとかラウンジ的なスタイルの店も表立ってはなく、本当にカジュアルバーが並んでいるだけなので、変な人も意外に少ない気がします。お店の客引きみたいな子もほとんど見かけません。ただ、あくまでこれは夜の浅い時間に訪問している自分の経験なので、深夜帯とかどうなっているかは不明です。そこは誤解無きようお願いします。 メニューのカクテル こちらがカクテルメニューm(__)m さて、今回の発見は何といってもこちらのメニューのカクテルです。あえて声にだしませんけれども、「(米国)本土にもあるの?」と聞いたら、カウンターの中の兄ちゃんは「あるよ! 」と片言の日本語で返してきました。なんとも信じ難いのですが、向こうの飲み屋街とかはそもそも行ったことが無いので何とも言えません。もし何か情報あればm(__)m とりあえずレシピは普通のカクテルで、何か卑猥の薬を混入するとこはありませんでした。ただ容器はちょっとアレなもので出てきまして、これにも驚きました。値段も普通に高めでしたので、コスパ的にどうだったかと言われるとちょっと微妙です。あくまで遊びでしょう。他に時勢ネタなんかもありました。こういうのは、あまり日本のバーとかで見たことがないですね。政治ネタって日本ではお酒の席ではタブー視されているっていうのもあるのでしょうか。 別のジャズバーで発見した さてさて何軒かハシゴをして良い気分になってきたので帰途につきました。まだまだお客さんも新しく入ってきて、おそらくどこかでご飯を食べたり、仲間と集合したり、今から始まるゾ!っていう感じのグループも。深夜を超えてから本番が始まるのでしょうか。カラオケとかの声も聞こえてきて興味がありましたが、ホテルニューヨコスカなんかに宿を手配してもっとじっくり探求してみたいものです。 ドブ板近辺の地図とホテルニューヨコスカ

オレゴンのクラフトビールを飲むなら、クエンチワインさんで決まりです!(クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)特集第2弾)

ちょくちょく立ち寄っているクエンチワインさんの来訪記録2回目バージョンです。こちらのブログ記事で2回目の記事を書くのは初の試みにになります!クエンチワインさんで頂いたアメリカ西海岸発オレゴン州産のクラフトビールの呈すlテインぐ記録が結構たまってきたので、そのアップデート情報です。クエンチワインさんて何?という方はまずはこちらの記事を読んでいただいて、また戻ってきてくださいm(__)m 商品ラインアップについてですが、さすがにそろそろ固定化してきているのかなという印象です。最初の頃は見たことも無いモノばかりだったので驚きの連続でしたが安定飛行の段階に入って来たのかなと。インポーターさん経由で仕入れられていてるそうで、オレゴンブランドというものの日本への認知度を考えるとさすがに頻繁に商品の回転サイクルを早めることができないのかなという気もしています。 クラフトビールコーナーの棚はこんな感じ 日本のクラフトビールのブランドも一時はかなりいろんなモノが出回って何がなんだか分かりませんでしたが、最近はやはり巷で一般的に見かけるブランドは固定化してきているのと似たような感じでしょうか。自分はIPA系が好きなのでコンビニとかでたまに買ってその場でグイっと飲むものとしては、ヤッホーブルーイングさんの「よなよなエール」。他にベルジャン・ホワイトエールですがパッケージ買いとして「水曜日のネコ」。曜日をズバリ指定しているのが良いです。日本のモノだとちょっと高めですがビター系の箕面ビールの「スタウト」とかもたまに飲んだりします。ただ、いずれもホントに気分的な衝動買いでパッと買ってグイっと飲む感じです。物色するのはやっぱりちょっと良いビールが置いてそうな、成城石井さんとかですかね。最近はデパ地下とかでも結構いろんなものが置いてあるので、そういうとこも利用します。伊勢丹とか高島屋とか。 とりあえず前置きはそんなところにします。さて、何ゆえにオレゴンなのか、という話なのですが、やっぱりそういう一般に出回っているクラフトビールと比べてもちょっと一つ頭が抜けているというか、違うんですよね。もちろん価格も800円~1200円くらいで、市販のクラフトビールの300円~600円くらいのレンジより更に高いんですけど。でも例えばなんですが、バーとかレストランで一杯1000円くらいの生ビールを頼んだりするのと比べると、これは缶ビールなのに!それと同じくらいのフレッシュな鮮度がある。もう、これは生鮮食品の部類に居れてしまっても良いくらいの「缶詰」なんです!。この衝撃をぜひとも味わってほしいというのが願いなのです。そしてパッケージ!バリエーション!爽快感!。要するにです。テニスをして、汗をかいて、シャワーを浴びて、ビールを飲むというルーティンがあったと仮定したときに、その爽快感の倍増度が違うという意味です。普通のビールが倍であるなら、オレゴンビールは10倍と考えても良いでしょう。そのくらいの違いがある、このように信者は考えるのです。つまり値段が高くても多少お布施・・、、とまあ説教はこれくらいでやめて、ちょっとだけ肝心の中身の紹介をしておきたいと思います。 カスケードブルーイングのフランボワーズ・ノースウエスト まず、ベリー感満載のフランボワーズ・ノースウエスト。えっと、オレゴン州は西海岸でシアトルのあるワシントン州の南ですね。だから?ノースウエストです。「ラズベリー・エール」というスタイルだそうで、ワイン樽に地元のラズベリーを入れて熟成を(2年未満)したものです。ベリーを入れて熟成と聞くと甘ったるいモノを想像してしまいますが、とても上品な仕上がりで、安っぽいーサワーではなく、ブルゴーニュのピノノワールのような品があります。(ところでオレゴンワインはピノが有名です、そしてこちらのお店はビール屋さんではなく名前の通りワイン屋さんであることを復習も兼ねて追記しておきます) レベルビアのボタンスマッシャー お次はレベルビア(Level Beer)のボタンスマッシャー。ボタンスマッシャーというのはビデオゲームの早打ち(ボタンを連打する)ですが、このビールの特徴であるホッピー感に掛けているのでしょうか。グラッシーで爽快な一杯です。ボリュームもたっぷり。レベルビアはゲームのネタに掛けたものが多くて、ゲーマ向けを想定しているんでしょうかね。自分はあまりビデオゲーム(って言い方は古いのか?)とかをしないので、良く分かりませんが(汗)。ただ、ゲームをするしないに限らず美味しいことは間違いないです。他にもこちらとか。名前は「Let's Play」。ラベルのフォント?というか、昔のパックマンっぽい感じが特徴です。こちらはピルスナー系(日本のビールはだいたいコレです、アサヒとかキリンとか。ドイツのビールですね)。グラッシーなホップとIPAのフルーティさが加わります。 同じくレベルビアのレッツ・プレイ! 最後はカルミネーション・ブルーイングの「ゴーストトレイル」。いわゆるヘイジーIPAというやつで、発祥は米東部のニューイングランド地方。フルーティさが特徴で、色目も写真の通り柑橘オレンジ系の色をしています。苦みが控えめで飲みやすいです。怪しげなパッケージからは少し想像できないですが。 カルミネーションブルーイングのゴーストトレイル とりあえず、これくらいがアップデート情報になります。また、少しづつバリエーションも増えてくると思いますし、定期的に新しい商品も出てきますので、都度ご紹介していければと思っています。クエンチワインさんは場所的には都心からちょっと離れているため、少し距離感はあるのですが先日相鉄線とも直通運転を開始した東急線の西小山駅から歩いてすぐです。東急線は東海道新幹線の新横浜駅とのアクセスも格段に良くなったので、全国からの来訪をお待ちしているとのことです。それでは、またお会いしましょう! 編集後記:オレゴン産のアメリカンシングルモルトを発見しました!オーナーさんが手荷物で持ち帰ったようです。あざっす!! オレゴンのアメリカンシングルモルト、マッカーシーが! 初めの記事で紹介だけしていたのですが、来日していました!これはいわゆるバーボンウイスキーではなく、アメリカで作るスコッチ。すなわち「アメリカンシングルモルト」になります。味わいとしてはほんのりとした上品なピート感とスコッチらしいモルト風味があって、爽やかながらも深みがありました。とても美味しいというか、完成度が高いと感じました。このウイスキーの紹介についてですが、すでにサライさんの記事で書かれていたのでご紹介します(→コチラ)、とても良い記事だと思いました。やっぱりプロのライターは違いますね。ただ着眼点だけは自分も負けてないというか?、この記事で紹介している蒸留所については、こちらのページでもきちんと紹介してま~す。 ・ウエストランド蒸留所 ウエストワードは書いたつもりでしたが、気のせいでした。汗
二子玉川のNew Valleyさんで「宇宙」に飛び立つ。

二子玉川のNew Valleyさんで「宇宙」に飛び立つ。

いやはや、やってきましたよ、ついに。世田谷シリーズ(っていつ始まったの?って野暮な話は無しで)は終着駅の二子玉川に到着しました。二子玉川といえば、高島屋SCですが、この裏手に面白い飲み屋街があります。柳小路というんですかね。オシャレな飲食店が集まっています。今回フラっと立ち寄ったのは、そこから少し奥に入ったローカルな商店街の通り沿いの店。何通りというのか分からないんですが中華屋さんとかラーメン屋とか昭和風の店があったり、コーヒーロースターのあるオシャレなカフェとかがあったり新旧が入り交ざって凝縮した感じです。通りはほんと百メートルとかくらいですごく短いのであっという間に終わってしまうんですけど、個性派揃いのお店ばかりでどこも昼下がりから結構忙しそうにしています。そんななか、とりわけ若者がワンサカいる一軒のワイン屋さん、NewValleyさんに立ち寄ってみました。 「宇宙」に飛び立つ前に ワイン屋さんだと思うのですが、ホームページとか拝見すると結構いろんなところのワインを取り揃えている感じです。お見せに入ったときはカウンターに若い子が3名くらいで、立ち飲みな感じでしょうか?スツールがあったのかすらよく分かりませんでしたが人だかりができていました。表に面したテーブル席もあるのですが、こちらはとにかく人が多いので相席みたいな感じになっていて、皆さんグループなのかたまたま知り合っただけなのか良く分かりませんが、和気あいあいとした感じでした。特に驚いたのが若い女の子が多かったんですよね。イケメン兄さんがいたのでこちらの人目当てなんでしょうか?華が目当てか、団子が目当てか、もしくはワインなのか、まあ、でもどうでも良いですよね。お酒が美味しくて人生が楽しけりゃ。近くには最近移転してきた楽天さんの本社もあるので、そちらの若手社員とかなんですかね。もう少し勇気をもって輪に入れば良かったのですが、熱気に圧倒されてお店の手前のショーケース冷蔵庫からクラフトビールを必死に1個取り出して、「持ち帰りでお願いします!」と言うのが精一杯でした。(というのも嘘で、「ちょっと助けて!」という感じでビールもってジッとしてたら、向こうが察して会計ですか?と聞いてくれました。ありがとうございます。今度ご馳走しますね!ブログ読んでたら申告してみてください。(笑)先着一名限りで対応します。さて、本題に入ります。ワインには行きつきませんでしたが、最近ちょっとオレゴンのクラフトビールにはまっている話はなんどかさせてもらっています。リピートでこちらのブログ記事を読んでいる方なら、もうお分かり方と思いますが、そうです、あそこの沿線のあの店です。(こちらもお店の名前を見事回答してくださった方に、(以下略)) 濃厚なベリーが缶からほとばしる さて、そういう期待があったので、「宇宙ビール」なるものを頼んでみました。こちらなんと1450円です。昼マック3回分くらいでしょうか?すごく高いです。ただ飲んでみてびっくり。これってクラフトビールとは違いますね?なんだかすごいベリー感満載のフルーティさは確かにあるのですが、あまりに甘くて、まるで濃厚ベリーサワーを飲んでる感じでした。(笑)そして、スミマセン、せっかく一所懸命に作って頂いたのに申し訳ないのですが、人生で初めて残してしまいましたm(__)mそれほどまでに、ちょっと自分的には甘すぎる、というか、いやはや、なんとも申し訳ない気持ちでいっぱいです。サワー系が好きでビールの苦みは苦手なのよ~っていう方にはもしかしたらドンピシャのストライクなのかもしれません。が、自分的にはちょっとこれってホントに「ビール」なの?っていうのが正直な感想です。自分は偏屈な昭和男なんで、やっぱり多少の苦みとかってビールたる要素に不可欠なものだと思うんですよね~。まあ、そういうワケですけど、一応なんだかすごい気持ちの入った山梨県のクラフトビール屋さんのようなので一応紹介しておきます。こちらの銘柄見るのは初めてです。もし気になった方はこちらのお店に来ると良いと思います。結構たくさん置いてありました。さてさて、今日はとりあえず店の中でということは無く、駅のプラットホームで試飲をしただけに終わりました。世田谷シリーズのラストということで、東急線二子玉川駅のホームで玉川の夕陽を見ながら楽しみました。ここから先は神奈川県の川崎市になるのかな。いつの時代も川っていうのは良いもんですね。どこからともなくバーベキューの香ばしいお肉のにおいが漂ってきまして、無性にお腹も空いてきたところで帰宅の途につきました。溝の口とかもちょっと行ってみたいんですけど、玉川超えて更に進んでいくべきかは今後検討します。どこかおススメのお店とかありましたらぜひぜひ情報頂ければ幸いです。

『男の隠れ家』2023年6月号を読んで「異国街」に好奇心をそそられる。

今年のゴールデンウィークはようやく以前のような活況が戻ってきたようなのですが、残念ながらこちらはステイホームということでおとなしく家で過ごしているという次第です。ところで、せめて空想の中でも旅ができないかということでふらりと書店に立ち寄ったところ、面白い雑誌の特集が目に飛び込んできました。あまりこういう雑誌を家に帰ってまで読むということは普段はしないのですが、とりあえずどこにも行けないもどかしさを癒すためということで、購入したのです。 ”知的好奇心を求める大人たちへ”。まさに私のことです、ハハ。 実はもうすでにメルカリに出品をしているのですが、とりあえず内容をさらっと見た感想を書いてみたいと思います。日本の中の外国を旅する「異国街」とあるの通り、そして表紙の絵が見せる通りなのですが、都内周辺にある日本に住む外国の方の本場のような街並みや店、カフェ、食堂などをピックアップしています。こういう雑誌の特集はだいたい都内が中心なのですが、とにかく最近少なくとも都心の近辺には本当に多くのいろんな国の外国人を見かけるようになりました。これはおそらく皆さんも感じられていることではないでしょうか。特に東京の面白いのは、彼らのバックグラウンド的なモノが非常に多様であることだと思います。地方だと、観光客か労働者か、くらいに分けられるというか、非常にシンプルな気がします。要は観光地巡りに来た西洋系の外国人のグループと、コンビニとかで働いているような外国人の集団、とでも申しましょうか。あまり失礼な言い回しはしたくないのですが、どうしてもそのよう印象を受けてしまうことが多いです(もちろん全てがそうだとは言いませんが)。東京も同じような感じではあるのですが、なんとなく中間層みたいなのが存在するところが面白いです。観光半分、就労(就学)半分、とでもいうのか。また、とにかく母数が多いので日本人を相手にしなくても、それぞれの国や地域の人を相手にするだけでも商売が成り立ってしまうことがある、ということかと思います。なので、結果としては都内にいると、あちこちの国に行かなくてもその国の本場感が味わえる場所が集積しているという状況があるということです。これは大変に素晴らしいことではありませんか。特に今回特集されているようなフィリピンやミャンマー、ベトナムなどの東南アジア系が最近は本当に増えている印象があります。加えて古くからある中国や韓国(コリアン)系、さらにはインドやアフリカなど、本当に多種多様です。 チャイナタウンなら池袋が熱い! メニューと料理(中身)を一致させてから行きたいです 具体的に言うと、チャイナタウンなら横浜よりも池袋でしょう。西口の北側とかには中国語が飛び交う店が結構あります。(もちろん店員さんは日本語でも対応はしてくれます)オーダーのシステムや、料理(具材)の名前だけでは中身が良く分からないなど多少のハードルはありますが、本場に行くよりかは各段に便利かと思います。(それでもやっぱり入店するのには勇気がいりますが汗)。新大久保はコリアン街がもちろん有名なのですが、駅の西側は雑誌でも紹介されているように、まったく別の風景があります。特に大久保駅のあたりでしょうか、東南アジア系の街並みが広がります。あ、それと話が戻りますが、チャイナタウンで言えば、京浜東北線の「西川口」駅西側も結構おススメです。川口市は今や「日本で一番外国人が多い街」なのだそうです。特に中国の方が多いです。また川口と隣の蕨はクルド人が多く難を逃れていることでも知られています。そのほかにも雑誌で紹介されている通りですが、どちらかというと都心の外れにあるような地区に各民族?が集まっているような印象です。北区の十条、荒川区、足立区、葛飾区、そしてインド人で有名な江戸川区の西葛西など。細かくは雑誌を手に取って(ご購入)いただければと思いますが、このような感じで世界から人が集結して都内に住み、生活の基盤を構築されているというのが良く分かります。少子高齢化の日本で注目されるいわゆる「外国人労働者」ですが、今後もこうしたエスニック街は各地で増えていくのではないでしょうか。なにせこうした街の特徴としては本当に「元気が良い」ということです。やっぱり何かしら希望を胸に秘めて来日されているのでしょう。 さて、このブログと外国人街がなんの関係があるのか?ゴールデンウィークに旅行に出かけられない愚痴をネタにするなんて仕事をさぼってるだけでないか!このようなご指摘を受けないか懸念しています。しかし、その心配は実にご無用なのです。これがとても関係があるのです。むしろ、次のネタへの下地作りといっても良いくらいなのです。それが上にも紹介しているような、世界各地のご当地のお酒がもちこまれることへの期待です。韓国ならマッコリやソジュ、中国は白酒や黄酒など多種多様なローカルのお酒があります。インドはウイスキーの生産量でいえば世界一ですし、北部や隣のネパールはワイン造りでも知られています。こうした今までは表面的にしか流通してこなかった各国のお酒も、ローカル色の強いディープなものが今後お目にかかることができるのでないかと思うのです。もちろんタピオカブームほどまではいかないでしょうか、最近は何かきっかけさえあればすぐブーム化する世の中。また日本の若いヒトもあちこちに出て行かれるでしょうから、そうしたルートでも知見が広まり日本でも紹介されることが増えてくるような気がしています。ま、そうしたワケでうまくまとめたつもりですが、とりあえずは雑誌で紹介されていたお店の1軒でも訪ねてみることをまずは当面の目標にしたいと思います。ではでは。