フランス発:ウイスキーメーカー、ベンジャミン・クエンツ氏。農業大国でもあるフランスの強みを活かしたモルト感のある原酒を使い、自身のインスピレーションで最高のウイスキーを演出する。
当初ベンジャミンはフレンチウイスキーを作るための蒸留所を欲しいと思っていた。しかし、国内の生産現場を旅して、色々な人と出会ううちに、フランスの大麦の多様性に気が付いた。そして、彼はその時からフレンチウイスキーの「クリエイター」(”éditeur de whisky”)となることを決めた。ある一つの場所に固執することなく、様々な土地のテロワールを活かしたボトラーズウイスキーを提供する。
- Fin de Partie ・・・食後やその日の終わりのシメに。スパイシーですっきりとした味わいが特徴。
- Verre Printanier・・・春の陽光を浴びながら楽しむイメージ。フルーティでフローラルな味わい。
- Aveux Gourmands・・・至福の味わい。ナッティーで塩キャラメルのような甘さに、ランビック(ブルターニュのブランデー)感も漂う。
- Aux Particules Vines・・・フレンチワイン樽での熟成。ワイン感をたっぷり含ませたウイスキーで食事とのペアリングに。
Le Guipはフランス北西部のブレストにある古い造船所の名前に由来。木造船の建造と修繕を専門とすることで知られる。同地の海を思い起こすようなドライで潮気のある味わいが特徴。
・Uisce de Profundisは、なんと海の中にウイスキーの樽とボトルを沈めて熟成させた、恐らく業界初の「海中熟成」(2年ほど沈めたそうです)。その味わいや如何に?!