JR東京駅のエキナカ商業施設 東京駅「グランスタ東京」のB1階にオープンしたIDÉE TOKYOでカナダのビールを買って飲む。

最近は駅の構内にも色々とオシャレなお店が増えてきて、エキナカのショッピングモール化が進んでいます。お店のクオリティもちょっと前はデパ地下的なレベルでしたが、最先端のお店を敢えてエキナカに出してくるところも増えてきているようです。その一つがこちら、IDEEというお店ですが無印がバックにあるようです。無印も最近は世界展開に力を入れたりしているようで、グローバルかつハイクオリティになっているのですね。最初に登場した時はなんか庶民派スタンダードの王道、みたいな感じでしたが。とにかくこの外観では無印には見えません、レジで購入するときに無印のカードお持ちですか?と言われて気づいた次第。中はいろんなオシャレな雑貨が並んでいて、もちろん日常の生活で使うアイテム系ではあるのですが無印らしからぬちょっとキャラの立つアイテムが多いです。そんな中、スタイリッシュな外観の缶を発見、何かなと思ったらビールでした。原産地を見ると「カナダ」。なるほど、アメリカのウエストコーストだとか北欧のビールとかは最近アレコレ飲んでますが、カナダビールは飲んだことがありせん。そういうわけで一つ手に取ってみました。

33ACRESOFOCEANというものを選びました。WESTCOAST PALEALE(ウエストコースト・ペールエール)ということですが、調べてみると醸造所は西海岸のバンクーバーにあるようです。カナダでスコッチウイスキーと言えば思い出すのが、クラフトウイスキーで彗星の如く登場したサンズ・オブ・バンクーバー

以前にも紹介したのですが、バンクーバーはカナダにあるとは言え西海岸にあるということでアメリカのシアトルに近い。車で4時間くらいの距離ということで、日本にいると遠いと感じるかもしれませんが、アメリカとかではそもそも車で移動できる距離の中にある場所は「近い」となります。

早速購入してお店の外を出たところで通勤サラリーマンの群れを眺めながら缶を開けました。(笑)カナダバンクーバーの風をどこかに感じながら飲むペールエールの味はなんとなく軽やかです。重さがないというか、スッキリとした飲み口です。ホップの苦さもあまり感じません。ウィートエールとでも言いましょうか、個人的にはちょっとあっさりし過ぎて物足りないですが無印らしいといえばそうかもしれないと妙に納得。

醸造所のホームページ、もはやビールでなくアートと化している。

さて、後で驚いたのはこちらの醸造所のホームページ。家に帰ってどんなとこか調べてたのですが、なんですかこのホームページ。もうビールとかお酒の域を超してアートギャラリー化しています。ブルーワリー紹介ページを覗いてみたら言葉を使った説明分は一行も無く、イメージだけです。しかもオッサンマニアが好きそうな機械の写真なんかは一切なく、あるのは香りとかアロマとかの類。日本のクラフトビールも確かに海外から機械だとか作り手のノウハウとかを吸収して昔のご当地クラフトブームとは違った進歩を遂げようとしていますが、さすが西海岸。日本が1歩進む間に、更に3歩進んでいます。というか、もういわゆるビールの土俵とは違う土俵を作ろうとしてます。みなさん、目を覚ましましょう!もっとこういう斬新なアイデアにオープンにならないと、これは違うあれはダメだといっても始まりません。さあ、LET’S CANADA?!

JR東京駅のエキナカ商業施設 東京駅「グランスタ東京」のB1階にオープンしたIDÉE TOKYOでカナダのビールを買って飲む。

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