アロマの独自ブレンドをフラッと立ち寄った@アロマさんで体験する

アロマの独自ブレンドをフラッと立ち寄った@アロマさんで体験する

ウイスキー研究が極まってついにアロマにも手を出し始めました。ウイスキーにおいて、もっともお財布の次に重要な要素は何といっても「感性」ですm(__)m。確かにお金を出せば良いお酒は買えます。ただ、その良さをどこまで理解できるかというのは、感性次第というところがあります。感性が無ければ、どれだけ良いお酒を飲んでも「何とかに真珠」ということになっていしまう恐れがあります。それはムダな資源消費であり、環境破壊であるとさえ言われても仕方がないでしょう。良い酒は良い人を求めます。常に自分を磨かねばいけないというのが、このホームページのレゾンでトールということで、常々語っていることになります?。 香りの分解要素 ウイスキーのフレーバーリングウィール ウイスキーにおいての香りやティスティングを分解したフレーバリングというのをご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか。美味しい酒を頂いたときに無暗に「美味しい!」を連発するだけになっていると、時に寂しくなることがあります。なんか美味しんだけど、何が美味しいのかが良く分からない。このおいしさをどう表現して良いのかが良く分からない。後で家族や知人に美味しかった!ということを伝えようにも、「それでどんな味だったの?」と言われて、ピタリと言葉が止まってしまう、そんな経験は無いでしょうか?「だから~」とか「あのアレなんだよ~」とか「あの時のアレ」とか言っても伝わりません、あの時のアレなんか、誰にも分からないのです。あの時もアレもありません、表現力を磨きましょう!でも、どうやって?それは日ごろの努力です。単語と意味を覚えるかのように、フレーバーや味に言葉を与えてそれを表現するクセを日ごろから養うよりほかはないのです。ただ、よほどのスペシャリストとか専門家でない限り、なかなかそうした訓練の場もないのが現実。そんなことをグルグル頭で考えていた時にフラッと立ち寄ったのが、こちらのアットアロマさん。なんでもアロマによる空間演出などに特化したアロマのスペシャリストのようです。有明ガーデンにある店舗を尋ねたのですが、自分が惹かれたのは自分のオリジナルレシピでブレンドアロマがその場で作れるということ、すぐに素人の血が騒ぎました。早速その場で体験を決めました。 オムロン社製のアロマディフューザーで創作活動 写真にはうまく映っていないのですが、オムロン社のアロマディフューザーで創作活動を開始しました。ボタンで各種アロマの分量を調整して、上からシャワーのように香りが落ちてくる仕組みです。デジタルで各種の分量を調整します。それぞれの香りをひとつづつ確認した後で、独自のブレンドしたアロマを作っていきます。係りの人に気になった香りの種類を伝えます。香りはフローラル、柑橘系(シトラス)、ウッド、ハーブ、シーズナルの5分類でそれぞれ各種3つづつありました。フローラルはイランイラン、カモミール、ゼラニウム、シトラスはオレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、ウッドはホワイトサイプレス、ホーウッド、ユーカリ、ハーブはペパーミント、ラベンダー、ローズマリー、シーズナルは高野槙、北海道薄荷、伊予柑の合計15種。馴染みのある香りから、初めての香りまで様々です。自分はユーカリと高野槙が特に気に入ったので、そちらをメインにブレンドしました。ただ難しいのは各種の香りを均等にブレンドするだけでは、偏りが出てしまうことです。どうしても芳香性の強い方に流れるので、匙加減で合わせないといけません。また、それぞれ好みのモノを選んだとしても、ブレンドするとちょっと違うなあ?ということにもなります。これはウイスキーとまさに同じ現象です。最強のシングルモルト同士をブレンドしたからといって、最強のブレンドが誕生するワケではありません。1+1が単純には2にならない、0にも3にも10にもなる。これが、ブレンドの妙です。その科学的な原理を実体験できたということで、とても有意義な時間を過ごすことができました。ブレンドしたものはその場ですぐに調合してもらいましたので、明日から活用してみたいと思います! クリックでアットアロマさんのホームページに飛びます
横須賀の飲み屋街、若松マーケットの様子です

ヨコスカの街に魅せられて、ドブ板通り~若松マーケットを歩く。

横須賀にまたまたやってきました。今回は特段に横須賀に用事があったわけでもないのですが、横浜まで来たついでに足を伸ばしてみました。京急線を使えば横浜から370円で来れてしまいます、快特にうまく乗れば30分程度。一度このあたりの感覚を掴んでしまうと、あとは全てが簡単に見えます。初めて行く目的地で苦労して地図を見ながら言った先から帰る時に、行きの半分くらいの時間で帰って来れて「え!こんなに近かったけ」みたいなことがあると思うのですが、今まさにそのような域に達してしまった感があります。本当は野毛くらいで我慢?しようかなと思ったのですが、時間も余ったしせっかく?なので、横須賀に吸い寄せられるように来てしまいました。なんのためにココに来るかというと、もう何度かご紹介をしているのですがドブ板目当てです。ドブ板でなくても、このヨコスカという街の独特な雰囲気が好きです。駅を降りてまず目につく昭和ノスタルジー感、いまだに賑わいのある駅前のデパート建物の中を潜り抜けるようにあるアーケードの三笠ビル商店街や、いまだに活気を感じられる地方百貨店のさいか屋など。そして駅前に広がる小さくてまとまりのない飲み屋街。そんな昭和感満点の街並みに闊歩する基地界隈のガイジン。バス停で待つ上下白の制服の海兵さん、その隣で談笑するおばあちゃん。何か遠い昔に忘れたような記憶をたどりながら、ここに来て感じるのは、ただどこからか溢れる生命力(笑)。もちろん、東京の銀座や渋谷を歩いていれば溢れんばかりのモノはあります。ただ、ここで議論しているのはそういうただ漫然とある人の多さや勢いではなく、何かこう沸々と湧いてくるようなパワーとでも言いましょうか。そうした魅力がある気がします。そんなことを思いながら通りを抜けて目的地にやってきました。どうしたワケか今日はかなり空いてました。なので特に何を考える間もなくすぐに店の中に入っていきました。 アサヒビール! 中からは美味しきカレーの匂いがしてきました。さすが海軍の街です。後で調べたのですが「ペリー」というカレーが名物の食堂のようです。自分が行ったのはすでにバータイムでさすがにご飯を食べている人はいませんでしたが、たぶん頼めばカレーは出てきたのかなと思います。昼間の雰囲気は分かりませんが、食堂っていう感じではなく、すっかり夜のお店の感じになっていました。カウンターにはフィリピン人と思しき母ちゃんが取り仕切っていて、快活な日本語で注文を聞かれたのでとりあえず「ビール」をお願いしました。他にも色んな珍しげなお酒とかあったのですが「お酒専門の人」はあとから来るけど自分はワカラナイとのことだったので。(汗)店の奥にダーツゲームがあって、割とこのあたりはビリヤードとかダーツとかゲームがどこでも置いてあります。ミュージックはガンガンかかっているところが多いのですが、カラオケあるとこは少ない気がします。ただ、カラオケなくてもガイジンの人たちが盛り上がって店の中で熱唱してたりするのはちょくちょく目にします。 お店の中の様子、奥にあるダーツでプレーした。 とりあえず一杯飲んで、少しダーツをプレーした後にドブ板通りから少し外れたホテルニューヨコスカの界隈に移動してみました。最近はこのあたりの雑居ビルにもちょっと探検の領域を広げています。タイミングにも寄ると思うのですがガイジンの集まる呑み屋と日本人の固まる呑み屋はわりときれいに分かる傾向です。ただここの面白いのはいわゆる観光客のガイジンで無いところです。何度か紹介している新宿のゴールデン街などは、今や海外から来る観光客にすっかり人気になってしまいましたが、正直自分はWhere do you from?から始まる会話には何かすっかりもう興味が無いというか面白味を感じなくなってしまいました(笑)。最初は新鮮で面白いんですけど、まあsushiが好きとかanimeが好きとか、果ては日本が好きとか、そういう話はもう何度も聞くてやっぱり飽きるというかm(__)m、とにかく自分は海外から日本に来られる観光客やビジネス客がいかに日本が好きなのかは良く理解したので、そうでないタイプの意見も聞きたいのですよね。え!でも日本に興味がなけりゃ日本に来ないじゃん!って思っている方、もしくは日本に来-へんやん!って思ってる方、居るんですよ、それが、この街には。日本になーんの興味も無くても。まあどういう理由かは詳しくは知りません、たぶん業務命令みたいなモンだと思います。浅草や渋谷で見かける観光客とは違い、これまたいろんな事情があって日本に集まっているガイジンで形成されているのがこのヨコスカにはあります。自分は取材班ではないので毎度そんな野暮ったいことを聞き出したりはしませんが、横須賀基地に勤務することになったオトコと一緒に来日して、その後別れて子供を産んで日々の家計の足しにバーカウンターに立っているシングルマザーや、東北の片田舎で育ってガイジンだということでイジメを受けて高校卒業とともにヨコスカに来た子だとか。まあ、みなさんそれぞれいろんな事情があるのですが、浅草が見たいとか日光に行きたいとか、アキバで買い物したいとか、そういう感じとは一切無縁のガイジンがここに生息しています。別に日本が嫌いなワケでもありません、寿司に興味が無いと言っているワケでありません、時にはアイミョンも歌うでしょう、ただその中心となる関心は自らの日々の生活や興味関心、仲間との遊びや母国への郷愁、そういうものです。なのでおススメのラーメン屋を聞かれることも無ければ、神社と寺がどう違うのかみたいなことを聞かれることも無い、ただボーッとカウンターに座っていたら見向きもされず、そのまま時間が過ぎていくという、そういう余裕があります。全部アメリカっぽくて、周りはどこの国から来た人かも分かりませんが、何や懸命に話混んでいる中にあって、ただその渦の中に在る。この感覚が最近たまりません。なによりホンモノの外国と違って、言葉が通じないという心配とかが必要ありません(だいただカタコトの日本語でも通じます、下手な英語の許容範囲も広いです)、一応日本の領土なので安心感もあります。たぶん外国の方がゴールデン街に来て日本っぽさを少し味わってみるのと同じ感覚だと思います、自分は日本人で外国の飲み屋街にいるような感覚をちょっと味わいに来てる、そんな感じです。 〆は若松マーケットのスナックで。 さて、異国感に溢れる熱気を感じた後は若松マーケットに場所を移して一休みしました。サウナの後の水風呂みたな感覚です。フラッと立ち寄ったお店が、一番歴史のあるスナックだったようで、ママさん二人に接待をしてもらいました。焼酎と突き出しの枝豆(絶品!)、そして2曲歌って3,000円。こんなのは東京では無いですよね。軽くリフレッシュをして帰路につきました。若松マーケットについても、もう少し今後調査をしてきたいと思っています。ヨコスカの魅力をもっと探していきたいと思います。まったくウイスキーの話が出てきませんでしたが、次回以降は少しお酒に関する話題も織り交ぜながら紹介していければと思います。
新橋駅前ビル1号館にあるコスパ最強の立ち飲みモルトバー喜楽さんを訪れる。

新橋駅前ビル1号館にあるコスパ最強の立ち飲みモルトバー喜楽さんを訪れる。

喜楽さんの店内カウンターの様子 久しぶりに立ち寄った新橋駅の駅前ビル。いわゆるコロナ禍でリモートワーク全盛期だったころ(2021年~2022年頃)にはこの近辺は特に夜は閑散とした感じで、サラリーマン天国と言われたこの界隈も廃墟のように閑散としていた時期もありました。それが懐かしくもなるくらいに人出が戻り、どの店からも楽しそうに飲めや歌えの騒ぎが聞こえてきます。この地に戻って来たのはいつも立ち寄っていた駅前ビル1号館の地階にあるモルトバー・ヒーローさんを訪問するためだったのですが、なんと閉店。モルトウイスキーが格安で飲めてジャパニーズのクラフトウイスキーも希少なものが揃っていて貴重だったのですが、とても残念です。その後にはほぼ居抜きで別のウイスキーバーに変わっていました。ヒーローはその上の階にある「喜楽」さんが運営されていたので、とりあえず階を上がって喜楽さんに。確認するとヒーローさんは閉じられたとのこと。とはいっても、モルトのコスパではこちらが最強であることは言うまでもありません。ただ、こちらはカウンター席がメインでしかも立ち飲み。自分は席が欲しかったのでいつも下で飲んでいましたが、今日はこちらでモルトをいただきました。特徴はなんといいますか、とにかく格安でとても良いウイスキーが飲める、ということに尽きます。いきなりモルトウイスキー!みたいなイメージででしょうか。とりあえず瓶ビール(小)で口を潤わせながら、メニューをじっくり観察します。ラガブーリンの8年(ワンコイン!)もちょっと気になりました。目の前においてあったトンプソンブラザーズのも気になりました。ただ一番気になったのはスウェーデンのハイコーストのボトル。信濃屋さんのプライベートボトルのようです。スタンダードなものは見たことがありますがシングルカスク品が日本に流入しているとは知りませんでした。最近北欧発のモルトウイスキーをチラホラ見かけるようにはなりましたが、まだ一度もテイスティングはしたことがありませんでした。日本のクラフトディスティラーと同様で希少な上に価格もそれなりにします。扱っているバーもまだまだ少なく、オーナーさんの好みとかにも分かれる印象です。価格はハーフで1,000円でした。バーボン熟成の8年なので、ワンコインラガがフルショットであったとすれば4倍くらいでしょうか。 前から気になっていたスウェーデンのハイコーストを! ハイコースト蒸留所については以前にこちらの記事でレビューを書いたことがあるのですが、樽にこだわりのあるウイスキーということは聞いていました。創業は2010年で元々はボックス蒸留所を名乗っていましたが、(たぶん同名のボトラーズどの混同を避けるためだと思うのですが)今はハイコースト蒸留所となっています。ネットの記事などで見ると「アイラ」と「日本」にインスピレーションを得た透明感のあるモルトが特徴だということ。このボトルはノンピートであったのでアイラ感は分かりませんでしたが、フレーバー的には王道のスコッチという印象でした。オールドプルトニーとか、バルヴェニーとか、そのあたりのイメージでしょうか。寒冷な地域ではあるのですが寒暖差がとても激しいようで年間を通じて60度くらいのアップダウンがあるようです。色合いからも伝わると思うのですが、とてもクリアで透き通るようなモルト感、度数は64.9%?とあるのですが、樽詰めするときの度数とほとんど変わっていないような?。樽生ウイスキーを飲んでいるようなフレッシュでスパイシーさがある絶品のモルトでした。店内にはこのような普通では飲めないようなモルトウイスキーがゴロゴロとしていて宝探しのような感覚で楽しめます。お店は常連さんで一杯のことも多く、日本酒や焼酎、突き出しモノも充実しています。なかなか落ち着いて楽しみたいという向けではありませんが、モルトのコスパは国内最強レベルであることは間違いないので、ぜひ一度訪れてほしいと思います!新橋駅から直結していますので、天候に関係無く安心して足を運べるのも良いです。 お店の詳細についてはこちらのページが更に詳しいです。メニューやお店のシステムなどたくさんの写真付きで紹介されていました!>>新橋「喜楽」芋焼酎と魚料理に舌鼓!美味しいお酒とつまみに出会える立ち飲みbyせんべろnet