2010年にボックス蒸留所として創業。北緯63度の地に位置。かつては製材業で栄えた場所の発電所施設を再利用して開設。当初は当時の発電所の名を取って、「ボックス蒸留所」(Box Destiller)と呼ばれたが、現在は「ハイコースト蒸留所」を名乗る。
樽自慢の蒸留所
ウイスキーの熟成に使用される「オーク材」(家具などに使用される「楢」(なら)もそのうちの一つ)は約200の種類があるが、その中でウイスキーの熟成に適したものは数種類に限られると言われる。ハイコースト蒸留所は「オーク材」の可能性に注目して、世界各地から様々なオーク材の樽を使用。モンゴルオークは日本のミズナラと似ているそうだ。
![ジャマイカ・ラム樽](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7275-1024x596.jpg)
![モンゴルオーク樽](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7267.jpg)
![ハンガリーオーク樽](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7278.jpg)
![アイラピート樽](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7273.jpg)
蒸留所の位置する北緯「63」度を象徴するシングルモルトと、数々の由来。
![](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7286-1024x576.png)
- フェノール値63ppmのハイランドモルトを使用。
- 発酵は63時間。
- 熟成には特注で63ℓサイズのバーボン樽を使用。
- 熟成期間は63ヶ月。(約5年)
- 北緯63度線が走る貯蔵庫で熟成。
- アルコール度数63度でボトリング
等々。。。当初は63clのボトルで販売したかったそうだが法規制の関係で実現できずに、標準の70clでの販売。ただし、この「70」という数字は、63+6.3+0.63+0.063…と続けていくと、「70」になるのだそうです。
![img_7292.png](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7292-1024x576.png)
![img_7291.png](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7291-1024x576.png)
![img_7293.png](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7293-1024x576.png)
![img_7294.png](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7294-1024x576.png)
![img_7290.png](https://scotch-whisky-distillery.com/wp-content/uploads/2020/12/img_7290-1024x576.png)