スコッチウイスキーが「ウイスキー」を名乗るには3年の熟成期間が必要。ファーストリリースが出る迄の「待ち時間」に、どのようなウイスキーが誕生するか待てないウイスキーファンのためにリリースされたのがずばり「お待ちの間に”While We Wait”」。もちろん中身はラッセイ蒸留所の原酒ではないが、ハイランドの某蒸留所から調達したノンピートとピートの原酒をほんのにピート仕立てにブレンド、トスカーナ産赤ワイン樽にて後熟したシングルモルト。因みに、トスカーナの赤ワイン樽というのは、蒸留所のスチル機を買い付けに行ったフリーリ社がトスカーナ地方にあり、そのついでに立ち寄ったワイン農園から熟成に使われていたワイン樽を引っ張ってきたのだそう。そして、2020年の暮れにいよいよ登場したのが、ラッセイのファーストリリース。