熊本にやってきました。今回の目的はバー巡りではなく、ずばり温泉でだった訳なんですが、阿蘇はすごいところですね。学校の授業で「カルデラ」(火山活動でできた地形上の大きな凹みのこと)がどうだとか、学習した記憶有りますが、「百聞は一見に如かず」とはまさにこのことです。熊本から阿蘇に向かうと壁のような山々が織りなしていて、それを乗り越えると外輪山(本当に巨大な山の壁)にぐるりと囲まれた盆地のような世界が一面に広がります。その中央に巨大な岩のような山がいくつかそびえていて、それがいわゆる阿蘇山ということのようです。標高は最高峰でも1592m(高岳)なので、信州のアルプス山脈に比べると半分くらいの高さではりますが、その迫力は十分に勝るとも劣らないものです。火山の上にあるので、掘ればすぐにお湯がでるからなのでしょうか、あちこちに温泉があります。そして、街中を歩けばあちらこちらの排水溝からもくもくと湯気が立ち昇るのを目にします。「火の国、熊本」と言いますが、なるほど!と感じました。
さて今回記事を執筆したのは、
この中にウイスキーに関するアイテムもいくつかありました。ショットグラスやスキットルです。家の近所にもアンティークを扱っているお店があるので、自分も何度か訪問して購入もしたりして、少しくらいは相場感を持っているつもりでしたが、やはり結構なお値段です。でもオーナーさんから説明をお伺いしていると、どれもほとんど非常に入手が困難なモノで、逆に入手できること自体が非常にラッキーなものなのだとさえ思えてきました。そんな訳でついつい記念に手を伸ばしてしまったのが、このショットグラス。とりあえずいくらしたかは置いておきましょう。他にもいくつかあったのですが、これが一番精巧にできていました。他にも明治時代に由来するもの、とかも説明を受けたのですが、実用性とかを考えてコレを選びました。(やはりただ飾っておくだけはもったいないですしね。)スキットルも迷いました。昔の手作り感満載ですが、フォルムが美しい。でも正直使わないかなあ、なんて思ってスキットルは思いとどまりました。
ウイスキーを飲むに当たっては、中身も重要ですが、グラスや容器といった器も重要なアイテムだと思います。通常はテイスティンググラスや、シンプルなショットグラスなどで飲むことが多いと思いますが、趣向を凝らしたグラスで飲むのものムードを盛り立ててくれます。コンテンポラリーなものだと、バカラのグラスとかが有名で会ったりしますが、アンティークグラスはオールドボトルと同様に一品物としての価値もあるので、その価値を見極めるのは当然に簡単では無いです。ですが、やはりじっくりと見定めるという楽しみ、それからそのモノに出会えたという何か運命のような高揚感を覚えます。(勝手に舞い上がっているだけかもしれませんが、、(笑))
さて、最後にこのお店についてですが、オーナーさんによると本職との兼ね合いで営業は不定期だそうです。(そういう意味で今回は非常にラッキーでした。)お店のページと店の外観も以下に載せておきます。開店は「月に1回」程度とのことなので、ホントに奇跡的でした。車を引き返して大正解でした。また、機会があればお伺いしたいです!(タイミングが合うか、神のみぞ知る、汗)
お店のページです↓↓↓