スコッチウイスキー好きの皆様には朗報です。岡山にお越しの際は、先ずはこちらのお店Malt Bar NIshimoto(モルトバー・ニシモト)さんにお越しください。ど真ん中ストライクのお店となります。
今回訪問したのは岡山駅の繁華街の少し閑静な所にあるMalt Bar Nishimotoさん。訪問する前にはいつものようにgoogle mapで下調べをしてみたのですが、岡山ということは意外にも(といっては失礼なのですが!)たくさんのウイスキーバーがあるようで、正直かなり迷いました。久々の出張で夜も遅くにつく為落ち着いたところでゆっくり楽しめればという風に思っていたので、写真などのレビューを見ながらオーセンチックでクラシカルな雰囲気のこちらのお店に決めました。ビルの4階で、着いたのは夜も10時くらいだったかと思います。同じ階の並びとかにもバーとか入店されているようでしたが、時節柄か月曜日だったからか、想像したより静かな感じでした。
「The Blue Sky Label」という風に書かれているのですが、全く聞いたことがありません。それが5本も並んでいるので、これは何だろうという事でお伺いすると、地元のウイスキー専門酒屋さんである「ウイスキー・ラバーズ」さんがプロデュースしたボトラーズ・ブランドのようです。モットーは「晴れの国、岡山からウイスキーを発信」。中身はそれぞれ違っていて、記憶の限りですが右からエルギン、マノックモア、ダルモア、右の二つは何だったか。よく見ると左から二つ目のボトルには瀬戸大橋が写っています。この中でマノックモアを頂いたのですが、最高でした。マノックモアというのは恐らくあまりオフィシャルでのリリースは少ないかと思うので、自分も特にこれといった印象が無かったのですが、洋ナシ感のようなフルーティさに溢れる味わいで、20年以上の超熟品ではあったのですが全く癖のない滑らかな味わいでした。酒屋さんやモルトバーのプライベートカスクとかは時々聞きますが、オリジナルのブランドを作って「地域おこし」に貢献するというのは粋な企画だと思いました。丁度タイミングが悪くお休みと重なってしまったためウイスキー・ラバーズさんには訪問はできませんでしたが、次回のお楽しみにしておこうと思います。ところで、少し話はそれますが、岡山のウイスキーのご当地ブランドといえば、何と言っても宮下酒造さんが作られているシングルモルト「岡山」が有名かと思います。クラフトビールの「独歩」やジンの生産でも知られており、市内近郊に蒸留所があります。市販されていないシェリー感満載の貴重なボトルがありまして、こちらも少し味見をさせて頂きました。