Exotic Bars in Shinjuku

Omoide-no-nukemichi (literally translates as “a way through memory”; I will call it “Omoide” later on) quietly sits deep inside the alleys of Kabukicho, in Shinjuku East. It is one of the small corners…
横須賀のドブ板にある雑居ビル4階のバー・チアーズさんでマライアのヒーローを熱唱しながら、珍しいアメリカンのリカーを飲む。

横須賀のドブ板にある雑居ビル4階のバー・チアーズさんでマライアのヒーローを熱唱しながら、珍しいアメリカンのリカーを飲む。

横須賀の街、とくに米軍基地の飲み屋街とも言われる「ドブ板」についてはこれまでも何度かご紹介してきました。(→この記事とか)雰囲気はまさにアメリカど真ん中で、いわゆる外国からの観光客でにぎわうような街とはまた違います。店員さんなどもほとんどは外国人、とくにフィリピン系が多くいます。そしてお客となる外国人のほとんどは米軍基地関係の人たち(だという認識です)。なので特に日本のアレが食べたい、コレを見たいという話題は皆無。あくまで外国の街が突如として日本に降り立ってきたかような空気が特徴です。とはいえ、一応?日本にあるので、ある程度の日本語は通じます。もちろんお客さん同士の会話はほとんどが英語のことが多いですが。そして店内で流れる音楽もアメリカンヒップホップが中心。アメリカに行かなくても横須賀のドブ板に来れば、ほぼキャッチアップできるのでないかというくらいに染まります。中には盛り上がって外まで歌が聞こえてくるお店もあります。ダーツやビリヤードが置いてある店が多いです。2階のバーとかはかなり入るのに勇気がいりますが、怪しい系はあまり無い印象です。仲間内で飲んでいるケースが多いので、日本人客を見かけるのはかなり珍しいと思います。そんなアメリカンなバーなのですが、お酒事情もちょっとご紹介ができればと思います。あまり詳しくは分かりませんが、基地の中で販売されているルートがあるからなのかちょっと珍しいお酒もたまに見かけます。ウイスキーなどのハードリカーではスコッチやバーボン、ジン、ラムなどが多く置かれています。ビールは日本のアサヒとかキリンといったところでしょうか。あまりワインや焼酎、日本酒の類は見かけないかもしれません。飲み方はショットやロックといった感じが多い印象です。あとは何かジュースとかソーダで割って飲むような感じでしょうか。カラオケが置いてある店というのもいくつかあって、チアーズさんという雑居ビル4階の店は結構フレンドリーな感じです。ママはフィリピン人の方だと思います。たまにカウンターには女の子が立って手伝ったりしています。おおよそこの辺のバーはドリンクを頼む毎に先に会計を済ませる方式が多いのですが、ここは日本式に後払いでも応じてくれたりします。いわゆるテーブルチャージ的なのはなく明瞭会計です。ここのバーで観察したお酒でちょっとアメリカンなモノについて少し紹介したいと思います。まずは「サザンコンフォート」。これはフレーバーリキュールとでも言うのでしょうか、フルーツ系のカクテルのベースによく使われている印象です。「クラーケン」はラム酒です。スパイスドラムと言われるそうですが、味わいに複雑みがあり面白いです。ロックとかがおススメかもしれません。「スティルハウス」は車のエンジンオイルを入れる容器のような外観が特徴で、中身はいろんなタイプがあるのですがこちらはウォッカです。「インフィニウム」というのもウォッカになります。ただ、ガッツリとこうしたお酒を求めてチビチビと飲む人もそういなくて、アサヒとかコロナとか瓶ビール片手に談笑したりしているのが普通なのかなと思います。どこのお店もラインアップは似たようなところがあって、あまりお酒にこだわってます!的なお店は無いのかなと。なのでアメリカンバーボンとか珍しいお酒が飲みたい方はKen's Barさんなんかがおススメかなと思います。横須賀のドブ板はあくまでアメリカンな雰囲気に浸る、ということに尽きるかなあ。アメリカに行くこと考えれば京急で行けちゃうのでとってもお得ですよ!
国際空港の免税店でスコッチウイスキーの値段を観察する。

国際空港の免税店でスコッチウイスキーの値段を観察する。

今回はマニアチックなネタとなり申し訳ありません。今回ヨーロッパを少し回ってきたなかで、実は一度もスコッチバーに入る機会がありませんでした。このため、スコッチウイスキーをじっくり観察したのは空港の免税店のみとなってしまったのです。これがどうしたことかというと、特段に街中のバーでどこが良いとか調べていかなかったというのもあるのですが、雰囲気の良さげなバーカウンターのある場所であっても、お客さんは基本的には(夜でも)外のテラス席で楽しくくつろいでいることが多く、日本のようにバーカウンターの暗がりでボトルを眺めながら必死にウイスキーの味を探るように飲んでいる輩は一人としておりませんでした。ヨーロッパの街の旧市街はまるで歴史の教科書をめくるかのようで、日本のように街中の雑踏をシャットアウトする必要性が微塵もないからかもしれません。そんなわけでウイスキーのボトルはついぞ一つもみないまま旅の終わりを迎えようとしていたのです。 しかし、最後に訪れた空港の免税店でスコッチウイスキーが結構置かれてあったので、どのような銘柄が置かれているのかざっと眺めてみました。品揃え的にはウイスキーに限って言うと結構なラインアップでした。オフィシャルがメインでしたが、かなり充実していると思います。ただ、パッと見てきになったのは「値段」です。為替の影響もあるのですが、それを差し引いてもやや高めな印象。ユーロ円で100円くらいだとして相応かなというくらい。近所のスーパーで比較可能なものを下の表にちょとまとめてみました。国内スーパーの価格は税込み価格です。 過去を遡れば2012年くらいは1ユーロが100円を切るような超円高の時代もありましたが、今からではとても思い返すことすら難しいです。しかし不思議なのは、これだけ為替が円安に振れているにも関わらず、日本の流通価格はまるで円高にあるようなふるまいをしていること。これはいったいどういうことでしょうか?変な話、日本で購入してヨーロッパに持ち帰った方がお買い得ということ?でも日本で流通しているウイスキーははるばるヨーロッパから輸入されてきているにもかかわらず!なのです。ちょっと私には意味が分かりません。(汗)海外で現地の酒税が日本より高かったりして、比較的安い日本にはるばるとウイスキーを飲みに来るような外国人の環境客がいるなどの話を聞いたことがありますが、日本はスコッチ好きにはかなりお買い得な国になっているのでないでしょうか。 こちらの棚には地元の蒸留所のお酒が陳列されていました。「ライゼットバウアー」と読むのでしょうか。シングルモルトウイスキーもありましたが、他にも色々とリカーやワインを作っているオーストリアのリンツ郊外にあるクラフトメーカーのようで、箱の写真にある通り親子(父とその息子)で運営しているようです。棚の上段にはるのは果実酒でしょうか。ヨーロッパの特色として、まずはじめにフィールドあってのお酒造りなのかと感じます。大規模に大量生産する大手企業ももちろんあるのですが、基本的にどこの都市もちょっと郊外に出れば森か畑。自然に囲まれています。そんなわけで庭の軒先にリンゴの木だったりとか普通にあって、放ったらかしにして腐敗したものの中には勝手に発酵しはじめたかのような香りが風にのって漂ってきたり。そんな風土なのでどこでも自然の力に任せたお酒造りが容易にできてしまうのかなと。日本の酒造りというと造りての職人芸とか、長年の秘伝の技とか、そうした芸が注目されるところがありますけど、お酒って「努力」しなくても一応は出来てしまうんだなということをこちらに来て感じました。こうした「ゆるい」感覚は結構どこにでもあって、日本での生活、特にそれが都会の中でとなると、いつも何かに束縛されたかのようなピリピリした緊張感に溢れているわけですが、そんなに肩肘張らなくても良いんだよ!ということを教えてくれたようなそんな旅路でした。
オレゴンのクラフトビールを飲むなら、クエンチワインさんで決まりです!(クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)特集第4弾)

オレゴンのクラフトビールを飲むなら、クエンチワインさんで決まりです!(クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)特集第4弾)

いやはや遂に第四弾の記事まで書くことになってしまいました。とにかくオレゴンビール熱が熱い!ということで本日もオレゴンのクラフトビール紹介の記事をアップデートしていきます。ところで、これだけ盛んにオレゴンビールとクエンチワインさんに関する記事を定期的にアップロードしているのですが、どうもgoogleのクローラーからの評判が芳しくなくいまだにランクインすらしてきません。いったいどうなっているんでしょうか?もう少し人間の温かみを持ってほしいところです。とにかくトップ10入りを目標にして、次々と負けずに記事をアップしていくのでgoogleさん、よろしくお願いします。ちゃんと読んでください、読めばわかるはずです。 さて、もう何度もご紹介していることの繰り返しになりますがこの変な記事、いや素晴らしい記事、を初めて読む方のためにオレゴンのクラフトビールについてもう一度おさらいします。オレゴンはオレゴン州のことで、アメリカ西海岸の真ん中にある州です。州知事はこの記事を書いている時点でケイト・ブラウンさんという女性の方です。オレゴン州は特に州都でもあるポートランドが有名で、全米でも住み良い街として知られています。(と、いかにも知ったように書いてますが一度もオレゴン州は行ったことありません)。しかし、行ったことが無くてもビールは飲めます。オレゴン州のビールはいわゆるウエストコーストIPAの代表格。小規模なクラフトディスティラリーがたくさんあり、個性的なビールを次々にリリースしています。特に面白いのはその商品サイクルです。日本でビールというと昔から変わらぬ定番の味をずっと求める傾向にあるかと思いますが、オレゴンビールは蒸留所の規模が小さく、またラボラトリースピリッツみたいなのがあって常に変化します。今日飲んだビールも次の日に行けば別の商品に入れ替わるなんてことが月単位であります。これだけいろんなのをポンポンと出しているとクオリティもバラバラで、当たりがあったり外れがあったりしそうなものですが、とにかく当たりか大当たりしかありません。これがオレゴンビールの最大の特徴です。価格やちょっと高めなのが少し懐的に痛いですが、それでも絶対にペイしますので、とにかく一度飲んでみることをお勧めします。 とにかく一度飲んだら違いが分かるかと思うのですが、オレゴンビールの味わいの特徴はいわゆるビールにある苦みが残らないことです。確か防腐剤的な役割からだったと思いますが、ビールには「ホップ」という味わい的にはスパイシーというか、ちょっと苦みに近いような成分が入っています。なので、飲み口は良くてもちょっと苦みと炭酸が溜まっていくので、ビールは苦手という方もわりといらっしゃるのでないかと思います。ところが、オレゴンビールはその「ホップ」が入っていても、いやな苦みが残らないから不思議です。しまいにはこのようにホップのいやらしさの最たるものである「松脂」を前面に出して来る始末、これでも逆にスッキリとした爽やかなフレーバーをまとうのでもうオレゴンビールしか勝ちません。見て下さい、このキレイな金色具合。どこにこんなビールがあるというのでしょうか?! さて、オレゴンビールのもう一つの特徴はウエストコーストIPAの特徴でもあるサワーエールとビールの域を超越したフルーティーさ。フルーティーといっても日本のチューハイみたいな安っぽいヤツではありません、ワインのような上品なものです。ただそこは西海岸ということで、ちょっと軽やかでパンチがあります。色合いもこのようにまるでグレープフルーツジュース?!じゃないかというような。ここまでくると、たぶんビールが苦手という方でもこれだけでグビグビいけること間違いなしです。他にもクエンチワインさんで販売されているオレゴンのウィラメットバレー産ワインの樽で寝かした熟成ビールも味わい的に面白いです。以前に特集記事でも紹介をしているのですがワインなのかビールなのかその境界がもはや分からなくなっているものさえあります。このように、オレゴンビールはビールらしいホップを活かしたスパイシーでパンチのあるものから、フルーティーさを全開に出したものまで多様なバラエティーを持っています。つまりオレゴンのビールだけを飲んでいても毎週何かしら発見があり、楽しみがあるのです。これは脳の活性化にもつながるといわれていますので(笑)、長くマンネリ化したビールに疑問を感じた方は特にこちらのクエンチワインさんで新たな刺激を感じてもらえればと思います! 過去の記事~ 【品川】クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山) オレゴンのクラフトビールを飲むなら、クエンチワインさんで決まりです!(クエンチ・ワインQUENCH WINE(西小山)特集第2弾) ビールに革命を起こした缶ビール、オレゴン・クラフトビール、ラ・リタ・ロカ! オレゴンワイン&ビールで有名な品川のクエンワインさんで、ビールとワインの境目を探求する。(特集第3弾)
GRAY AREA

千葉の夜を彩る素敵なクラフトジンに酔いしれる、グレイエリアさん。

久々に千葉に戻ってきました。京成の千葉中央駅を降りて今回はこちらのお店に直行で来ました。一度以前にお伺いしたことがあったのですが、近くのB.FLEETさんというモルトバーを尋ねた後だったのでこちらに置いてあったクラフトジンを十分に味わうことができませんでした。生ビールを一杯頂いて終わりだったような記憶です。階下には中華のお店があってその二階なのですが、ちょっと想像もつかないくらいの素敵な空間が広がっていたのをしっかりと記憶していました。 まずはやっぱり生ビールから。このタップみるとどうしてもビールを頼まざるえません。なんですかねえ、SAPPOROというとどうしても箱根駅伝が出てきてしまうのですが、なにか頑張った後の一杯という感じ。アサヒは自宅でキリっと一杯。恵比寿は飲み会の乾杯に、みたいな。キリンはスナックか料亭で、とか。なんか味はどれも似ているんですが(と個人的には思うのですが)、どれもキャラが違う気がします。日本のモノってそういうの多いですよね。背景のストーリーをちょっと違うものにするだけで、肝心のモノは似てるんだけどなんか違うみたいな。細部に神は宿ります(笑)。まあ、とにかくジンの話を始めましょう。 ELECTRIC SPIRIT !!! ランプではなく飲み物です めっちゃスタイリッシュなボトルがひときわ棚の上に輝いていたので、迷うことなくこちらを選びました。とりあえずトニック割りで注文。「山椒」が入っているということだったので、ジャパニーズ?かと思いきやイギリスのジンのようです。辛口を想像してしまったんですが、実際はかなりフルーティで甘口系なマイルドな口当たりでした。山椒は言われないと分からなかったと思います。トニックとの相性も抜群で最高の一杯でした。一応、ちょっと調べてみたんですが、このジンにはジュニパーベリーを含めた7種のボタニカルが使われているようで、そのなかに「SICHUAN PEPPERCORN」というのがありました。これが恐らく「山椒」のことなのかなと思いましたが、説明書きを見ると特徴として「INCREDIBLY VIBRANT FLORAL AND LEMON SHERBET NOTES」のようなことが書かれていたので、山椒らしからぬフローラルでレモンシャーベットのような風味をもっているとのことで、なるほど!と納得。 さて、クラフトジンも良かったのですがマスターは結構モルト好きでもあるようで、ジャパニーズウイスキーの話題になり、こちらが出てきました。前回静岡に行ったときにもちょっと話題になったガイアフローさん。「K」しか飲んだこと無かったのですが、こちらは大衆向けの廉価版のようです。ブレンドウイスキーです。飲んだ感想としては、バランタインに近いかな、という感じ。おススメかと言われると、ちょっと微妙ですが、(汗)静岡で聞いた話の意味がよく理解できました。静岡の老舗バー、ブルーラベルさんにはやはり行けなかったが、階下のバーでアードベッグ10年をロックでいただきました。 スコッチウイスキーの品ぞろえもバッチリです。 最近はスコッチウイスキーの人気が世界中で広がりをみせているらしく、供給が需要に追い付かないケースが少なからず発生しています。もちろん、普通の商品であれば供給力を増やして解決するところですが、熟成期間を設けるスコッチウイスキーではすぐに市場に供給することが不可能です。最低3年以上の熟成が法律でだ定められており、特に寒冷地にあるスコットランドの蒸留所で作られるウイスキーの多くは最低でも10年や12年などが主流。仮に今から仕込んでも市場に流通するのは10年後ということで、目下の供給不足を解決することはできません。したがって、多くの場合では価格が高騰する要因になり、それでも追い付かないと販売そのものが無くなり、店頭からボトルが姿を消したり蒸留所が廃番にしてラインアップから外れる事態になります。最近ちょくちょくみられるのが熟成年数を早めたボトル。ラガブーリンなんかが特にそうではないでしょうか。一時期は廃番とさえ言われましたが、お店で復活したかと思いきや価格は倍近くになっています。その横で8年などの新しいボトルが登場しましたが、要は熟成年数の長い樽が不足気味なので早い段階で市場にお酒を回すようにしているのでしょう。蒸留所としても今年は熟成年を満たす樽が無いから、販売しないというワケにもいかないでしょうし。他にもボトルのイメチェンをして中身の構成を少し変えたのではないか?という感じの蒸留所もありますね。結果として良くなることもそうでないこともあると思いますが。 そして〆に頂いたのが、このスキャパ。 さて、このスキャパですが、原因は良く分かりませんがとにかく酒屋さんとかであまり見かけなくなったとのウワサを聞いていました。それがたまたまこちらで用意があったので、どんなものかもう一度飲みたくなったのです。味わいはどちらかというとキャンベルタウンのスプリングバンクのよう塩っ気のある磯の香りとでもいうのでしょうか。スコットランドの海が脳裏に浮かぶようなフレーバーです。自分が昔からお世話になっている別のお店のオーナーも確かこの銘柄がオフィシャルの中では一番好きだとおっしゃっていて、やっぱり独特な味わいがありますね。スコッチウイスキーはたぶん最初に飲んだ感激で好みの一杯が分かれるというか、自分はそれがアイラモルトだったのでいまだにヨードチンキのようなスモーク臭を求めてしまう傾向があるのですが、そのオーナーさんはおそらくこういう塩っ気のあるヤツが最初の一杯だったのかあな、なんて考えたりしました。さて、まあそんなこんなで今宵もどっぷりとお酒を堪能させてもらいました。最後になりますが、こちらのバーは眺めも開放的で素敵です。よくあるバーは真っ暗だったり、地下の暗室だったりするのですが、ここのバーは月明りも良く見えるような大きな窓があって気持ちよく外の景色を眺めながらグラスを傾けることができます。もう少し人通りがあれば良いんですがねえ。(笑) 開放的な窓から閑古鳥の鳴く表通りを望む。 GRAY AREAさんのインスタページに>>> MORE ARTICLES TO READ! BAR B.FLEET >>>
lulu/ルル (学芸大学/ワインバー)

ワカモノに人気沸騰中の東横線学大近くのlulu/ルル (学芸大学/ワインバー)をチョイ見する。

人気沸騰中の東横線沿線。渋谷、代官山、中目黒までは言わずもがなですが、その人気がさらに祐天寺、学大、都立大と波及してきているようです。今回ご紹介するワインバーもそうですが垢抜けたオシャレな雰囲気のこじんまりとしたバルやバーが、表通りの外れや住宅街の中にポツンと出現し、近所に住むイケてる人を集客しているようです。今回立ち寄ったお店はとにかくお店のインテリアが秀逸、ネオ大正とでもいうのかアールデコ調な感じがミニマリストなスタイルと融合したきわめてシンプルでありながら美しい内装です。ウイスキーバーとかワインバーとかいうと、カウンター裏にボトルをズラリと並べたりするバーも結構ありますが、こちらは数本ちょっと並べるだけでカウンター後ろにあるのは大きな「鏡」。要は種も仕掛けもありません!というワケです、これはカウンターに立っている方が一番大変なのでは?!店内は壁沿いにテーブル席があるほかは基本は今流行の角打ちワインバーと同じでメインは立ち飲み。奥にセラーがあり気に入ったボトルがあれば購入できるようです。こうした造りのお店はこの界隈でかなり良く見かけるようになりましたが、ボトルを並べずに鏡を置くのは斬新です!カンペを見ずに試験に臨むようなもので、とっかかりが無いわけですからちょっとした面接試験みたいな感じです。実は来店する前に一度通りすがったのですが、そのときは雑誌通りにワカモノの男女客でかなりワイワイしている感じでちょっと入る勇気が出ませんでした。今回は気を楽にしてフラっと寄ってみたところ、右側のハイテーブル席に男性のペア1組、手前左のカウンターに女性ペア1組が談笑してましたが、中央のカウンター付近に大きくスペースが空いていたので躊躇することなく勢いで入店することに成功しました。 ワインとチーズケーキ。映画のセットではありません! カウンターの中央にいきなり来てソワソワしていると、中にいた女性の方が対応してくださいました。とりあえず初めての入店で左と右が分かりません、と伝えると、どのようなワインをお飲みになりますか?というような、もう正確には覚えていませんがフォローをしてくださったのでとりあえず「オレンジ」と応えました。赤でも白でもなんでもよかったのですが、カウンターにあるボトルを指でポイントするとかいう芸当ができない状況、とにかく頼りになるものが無いのです。確かアルザスだったと思いますが、出てきたのがこちら、「エッシャープ・ディ・ガルン」。 エッシャープ・ディ・ガルン いやあ、しかし、とにかく目の前に女性のバーテンダーさんがいてその後ろは鏡と来ます。しかもお店のカウンターのど真ん中に陣取ってしまったものですから、目のやり場がないというか。なんとも注意力が散漫になりましたという状況です。こちらのワインは何種類かのブレンドのようなんですが(詳しくはこちらのページなど)、フレッシュでライトな味わいですがミネラル感が豊富でブレンドらしい複雑感もあって面白い味わい。とても美味しかったです。チーズケーキが気になっていたのですが、聞いてみるとなんと目黒通りの名店「カビ」さんのチーズケーキだとのこと。ドヒャ、というわけでオーダーしてみました。恐らくビーガン風なんでしょうか、独特な質感と味わいがします、さすがの味。しかも、ワインとのペアリングに発掘してくるのがこちらのチーズケーキなのですから素晴らしいセンスです。器もとてもオシャレ、というかお店のインテリアから突き出しの器やフォークに至るまですべてのトーンが絶妙に調和しています。カウンターのいらっしゃった方はオーナーさんでは無かったようですが、とにかくすべてのレベルが高い! 知る人ぞ知る目黒通りの名店「カビ」さんのチーズケーキが降臨! こちらのお店はとにかくおススメです!場所は学芸大学駅を降りて北に歩いてたぶん5分くらいです。表通りを左に折れたたい焼き屋さんの隣なんですが、このたい焼き屋さんも名店です。お店の詳細やバックグランドについては、以下に紹介するように他のサイトでも様々な紹介がなされておりますので詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。学芸大学に「lulu(ルル)」がオープン!常時600種以上のワインを揃え、バー兼ショップとして角打ちスタイルで多彩なワインを楽しませる。【2023年1月12日学芸大学にオープン!】ワインショップlulu(ルル)ってどんなところ?ワイン生産者の想いを届けるために ワインショップ&バー「lulu」の江本真亜耶が考える“理想の場所 また、とにかくこの界隈はオーガニックワインについては何軒も良い店があるので、ぜひそちらも合わせて立ち寄ってみると良いと思います。スコッチウイスキーの楽しみ方で紹介した記事については以下を参考ください。タスマニアンワインならこちら、祐天寺近くで見つけたナチュールワイン・ヴァイアンドカンパニーさん中目黒で見つけた高級ネパールのティーカフェ、チャバ(CHIYA-BA)さん。The Wine Store in Nakameguro is a perfect spot for searching for good organic french wines at a reasonable price.     
横須賀、若松マーケットのスナック、サタンさん。

横須賀・若松マーケットのサタンさんでブラジャーを飲みながら街の魅力を調子に乗って語る。

最近になってちょくちょく小刻みに訪れているヨコスカの街。初めのうちは用事のついでにとかまともな理由があっての来訪だったのですが、今では何の用事もなくとも思いたったら横須賀!という風になってきているこのごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか?何といっても近いんです。東京からだと意外にフラッと来れてしまいます。JRだと横浜を超えて大船こえて、鎌倉、逗子を超えてみたいに遠く感じで仕舞うのですが、京急の快特に乗れば品川からズドン!という感じです。1時間もかかりません。料金は定価で750円くらいでしょうか、なので往復して1500円くらい。つまり、都内のバーのチャージとか、ワンドリンクとか、そんなくらいです。なので、自分は横須賀に来るときはいつもより1杯だけ我慢すれば元は取れると考えています。(笑)いつもはとにかく米軍基地の近くの「ドブ板」でアメっぽい雰囲気を堪能することにしているのですが、今日は船が帰って来ている日なのか浅い時間帯からドブ板のお店はどこも一杯でした。暇なときは本当に暇なんですが、こうまで違うものかと驚きです。ただ、そんな状況は予め分かりませんので、1軒だけ寄ってささっと退散しました。いつも思うのですけれど、外人ってデンモクみたいなカラオケマシンは不要だと思います。絶対に流行らないと思います。なぜかは行ったらよく分かるのですが、お店のスクリーンにミュージックビデオとかをyoutubeとかから流しているだけで、誰かがハモり出すと周りも追随して大合唱になります(汗)、だからマイクとかそういうのも要らないです。やっぱり日本独特なんだと思います。デンモクやマイクが無いと歌が歌えないってことは全く無くて、歌いたければその場で歌い始めれば良いんだ、ってことが良く分かります。(大汗)さて、まあ、今日は日本人スナック街にしようかな、ということでそのまま若松マーケットに歩いて移動しました。こちらは割と静かです。あまりじっくりと歩いたことが無くて、今日はちょっと真剣に探索してみようかと思った矢先、「サタン」という看板のお店を見つけました。歩き始めてあまりにもすぐだったので、誘惑に負けじと一瞬は通り過ぎたのですが、二三歩行って戻りました。弱いんですよね~、こういう看板に。魔力にとりつかれたかのうように、吸い込まれるようにしてお店の中に入っていきました。 横須賀名物のカクテル、横須賀ブラジャー 中に入って驚きましたが、想像?していたのとは違って、沖縄風居酒屋的なふんわりした感じのお店でした。ママと娘さんが二人で切り盛りをされていました。勧められるがままに一杯目に頂いたのが、こちらの「横須賀ブラジャー」。若松マーケット周辺で飲むのは初めてではないのですが、名物品であるこのカクテルをいただくのは初めてです。ブランデーとジンジャーエールで「ブラジャー」というワケなんですが、ほんのり甘味が乗って炭酸のキレをアルコールが後追いしてくる、絶妙な味です。暑い夏の夜にピッタリな一杯!、そういえばあまりに快適過ぎて乾杯することも忘れて一人だけでゴクゴクと飲んでしまいました。さて、タイトルにもある横須賀の魅力!についてなんですが。はじめは沖縄の方?かと思いきや、実はガッツリ横須賀の人であるらしく、どうも先代の祖母様が沖縄が好きでこういったスタイルになったのだとかでした。そんなわけで、得意になって横須賀の魅力について語ってしまいました。一つ目は、「海」と「山」があることでしょう。これは外せません。とくに自分は港町育ちなので「海」は外せません。(といっても、魚は苦手で、サーフィンとかそういう海遊びも一切しないのですが。。)とにかく、見てるのが好きって感じです。二つ目は、適度な都会感があること。これも、やっぱり自分の育ちにもかかわるのですが、都市的な要素も外せません。普通にマクドやスタバがあるとか、駅のターミナルビルがあるとか、商店街があるとか、繁華街や歓楽街含めて賑わいがあるとか、そういったことです。三つ目は、説明しにくいのですが「異質さ」を内包していること。これは横須賀について言えば米軍基地とその関係者だと思っています。簡単にいうと、何かしらの独特な魅力がある、変化に対応する器のようなものだと思います。最初の二つだけだと、ただのローカルな街として硬直的になってしまうのが自分の今まであちこち旅行した中での印象です。どこでも良いのですが、外から来るヨソモノを取り込んできた街、例えば長崎であったり神戸であったり、は独特な雰囲気があるのかなと思っています。横須賀も軍港として国内や海外からいろんな人を取り込んでいる点で、地方都市でありながら異質なものを内包しつづけているような空気感があります。そういう場所は、初見の人とかにもフレンドリーであったりするので、自分のような流浪好きのモノには気分が良いです。以上が自分から見た主な横須賀の魅力かなあと思います。なかなか用事も無いのにとりあえず行ってみようか、となる街というのは少ないです。魅力的な観光地は敷居が高すぎたり、あるいは観光客が多すぎたりして落ち着かなかったり、かといって大都市の繁華街とかだと、賑わいのわりに意外と雰囲気が他と似ていたりして独自色が無くてつまらなかったり、こうしたことが良くあります。横須賀について言えば、まだ入門くらいなので分かりませんが、街の規模のわりに底が知れないようなものを感じます。なんといっても、ドブ板のような独特な世界があることが大きいかなとは思います。もう少し通いながら?、更なる発見について発表を続けていければ良いと思います。自分はどちらかというと熱しやすく冷めやすいタイプなのですが、何か横須賀とその周辺については来るたびに血が騒ぐというか、郷愁に似たような感情が高ぶることがあります。こうした街を見つけられただけでも良いことですよね。誰にでもそうのような気持が自然と高ぶるような場所がどこかにあると思います。だから、元気なうちに積極的に出かけましょう! 横須賀のどぶ板通りで外人のバーテンに一杯おごるのが日本男児の仕事>> READ MORE
東京カレンダー2023年8月号の表紙

東京カレンダーを読んだ通りに、四谷三丁目界隈のスナックを探索する。

荒木町の奥座敷、スナックちょうちょさん。 先日に代官山の蔦屋書店で立ち読みしていた時に、四谷三丁目界隈と新宿荒木町のスナックが紹介されていたのを思い出してフラリと立ち寄ってみました。都営新宿線の曙橋で初めて降車し、階段を昇って四谷三丁目のある靖国通りの方向に歩いていきました。まだ早い時間帯ではあったのですが、いくつか坂道にバーがあって、どれもお客さんで一杯でびっくりしました。やはり東京は広いですね。このような穴場的なところに早い時間帯から人がたむろするなんて、とてもでないけど他ではよほど何かイベントとか無い限り考えられないのではないでしょうか。バーにも立ち寄ってみたかったのですが、今回の目的地周辺にもたどりつかぬ間から寄り道するわけにもいかないので、次の宿題として、そのまま坂を上がっていくと荒木町の裏手に出てきました。『東京カレンダー』で紹介されていた店は、靖国通りからみて一番遠い位置だったので、裏から攻めるのがラクかと思ってきたのですが、見つけるのには少々手間取りました。表通りから一本横に走っているところにそのお店はあり、一見するとただの民家っぽい構えだったので入るのに戸惑いました。一応、看板の名前を二度三度確認してから入店しました。ちょうちょさんというお店です。 お店の中で答え合わせします。 迎えてくれたのはダンディー風の男性。雑誌に出ていたママさんは浅い時間は別のお店で働かれていて、遅くなってから来店?されるとのこと。とりあえず、雰囲気からなんですが、バッチリグーです。もし「オーセンチック・スナック」というものが存在するなら、まさにソレです。お店はカウンター席がメインで、もちろんカラオケ付き。まるで裏銀座のような、しっとりとした大人の雰囲気があふれんばかりに漂ってきます。また同時に、カラオケの感じとかは昭和感があったり。どこか他の街で飲んで食べて遊んで、最後の〆に地元民が安らぎを求めてリフレッシュにくるような、そんな感じでしょうか。元よりこちらのお店を目指して来た自分にはちょっと早すぎましたが、まあとりあえずそれは問わないことにしましょう。とにかく雰囲気は最高です。これで歌が美味く歌えれば文句無かったのですが、スミマセン、恐れ多すぎてマイクは握れませんでした。(汗) ジェムソンのハイボールで心を温める。 マイクは握れませんでしたが、幸いなことにハイボールのグラスはしっかりと握れました。このほかに、オールドクロウも久々にロックで楽しませてもらいました。バーカウンターのマスターが非常にフレンドリーで、荒木町談議を楽しませてもらいました。小一時間くらい滞在して、もう1軒同じ雑誌に掲載されていたちょっとカジュアル系ファンキーなバーを目指しました。行けばすぐに分かる、ということでしたが、確かに店の前に着くかなり遠くからでもその存在は分かり過ぎました。 荒木町のカラオケバー、G.H.Qさん 自分は雑誌を見て目指したのですが、グーグルで検索すると新橋に近い同名のダンスクラブが出てきますが、そちらではなく、新宿荒木町のカラオケバーであることをまず初めに断っておきますm(__)m。さて、ちょうど入れ替わりでお客さんが出られてばかりで店内が一度空っぽになったところでした。先ほどのお店とはうってかわり、こちらはちょっとファンキーなカジュアルバーっぽい雰囲気です。同じ界隈にこれほどまでの「多様性」があるというのは面白いですね。ただ、どちらも深い夜に楽しむお店ということでは同じかもしれません。とりあえずカウンター席の隅の方に座りました。そのほかに奥の方にもグループ用の席があったりして座席の造りは一応カラオケバーですが、壁一面に昭和アイドル?のポスターがギッシリ貼られていたりするなど店内の雰囲気は照明など含めて完全に新宿ゴールデン街のお店を彷彿させるような雰囲気でした。 壁ギッシリに昭和感満載のポスターが。 お店にいらしたカウンターの子と少し話をさえてもらいましたが、会社がリモートなのでヒトとの関わりを求めて時々カウンターに立たれているそうです。最近よく聞きます。世の中がリモートになっても、やっぱり人との関係って重要ですよね。今日の新聞には将来AI上司と働けるか?なんて見出しがありましたが、どうでしょうか?AI上司ってなんの意味かすらよく分かりません。無人の自動販売機とかには全く抵抗ありませんが、ホテルの受付がロボットとか、そういうのって個人的には意味が分からないです。もちろん人手不足なのは分かるんですが、別にそこに「カタチ」を漏らせる必要なくて、ただの券売機とかにすれば良いのでないかと思います。AI上司も同じで、だったら全員社長直属にするとか、組織のスリム化とかまずそういうことでは?と思ったりしますが。まあ記事をしっかり読んで無いので分かりませんが、そもそもムダなことは無くて良い気がします。さて、こうやってフラフラしていることもそもそもムダなんじゃないか?という問いが出てくるかもしれませんが、これはこれでムダを楽しんでいるわけです。バー巡りはムダが楽しいのであって、効率的なことなんか最初から求めていないのです笑。この意味で最近、内田先生の『阿呆列車』という文庫本を読んだのですがこの先生こそが私の天才です。なんの理由も無く東京から大阪に電車で旅に出て(しかもお金も無いので借りたお金で!)、大阪に着いたらそのまま戻ってくるという。そういえば昔うちのオヤジも似たようなイミフなことを青春切符使ってやっていて、それに付き合わせれた自分(一応自称「乗り鉄」なんですが、それでも!)はかなりの災難だったと記憶している次第ですが、なるほど、最近になってこうしたムダにこそ意味があるのか、と悟りに入ってきている次第です。さてさて、みなさん、人生何をそんなに急ぎますか、せかせかせずにゆっくりとのんびりと行きましょう! よく見るとココにも東カレが置いてありました。 新宿荒木町の場所です。↑↑↑→→→荒木町商店街